2010年6月12日公開

ACACIA-アカシア-

1002010年6月12日公開
ACACIA-アカシア-
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

さびれた団地の用心棒を務める元プロレスラー、大魔神(アントニオ猪木)は息子に十分な愛を注げなかったことを悔いて生きてきた。そんな彼のもとに孤独な少年タクロウ(林凌雅)が転がり込んでくる。他人に心を許さない生意気なタクロウはなぜか大魔神には素直に心を開く。温かな住人仲間たちに見守られ、つかの間、二人は親子のように暮らす。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(44件)

切ない21.3%泣ける19.1%笑える14.6%かっこいい6.7%楽しい5.6%

  • shi********

    5.0

    アントニオ・猪木氏+お願い

    映画俳優ではない『アントニオ・猪木』さんが主演の本作。 もちろん、演技は上手くありません。 いつもの猪木さんが、ちょっとくたびれて+弱い感じの印象です。 でも、個人的にそれが泣けました。 なんか不器用に熱いというか。。。 【さすがはアントニオ猪木~~!!!!!!】と叫びたくなります。 見て良かったと思えたので、自分にとって良い作品でした。 そして、東北出身(八戸)の私ですが、 現地(特に岩手、宮城、福島)は本当に酷い事になっています。 TVでは放送できない事が沢山あります。 実際、岩手の祖母らと連絡が取れたのは、 震災後5日目でした。(まだ全然良い方なんです。) 全国の皆さんの応援、本当に涙が出るほどありがたいです。 また復興作業に手助けをしてくれている、 自衛隊+ボランティアの方々本当に、本当にありがとうございます。 また被災者の皆様、これ以上頑張れとは言えません。 でもどうか、強い心でいて下さい。 全国で皆が復興の為に力を貸してくれています。 そして、余震にお気を付け下さい。 休めるときには、ゆっくりやすんで下さい。

  • shi********

    3.0

    いい物語だが「自己満足披露作品」一歩手前

    元気があれば何でもできるアントニオ猪木主演。 演技力うんぬんはいいとして、その雰囲気や佇まいには風格と威厳、そして同時に孤独と哀愁が漂っている。 ただ子供相手のシーンでは演出と子役の林凌雅くんがうまいせいもあり、どこか道化のようにも見えてしまう。 素晴らしいストーリーではあるが、演出・脚本は疑問に感じるところが多い。 どうやら監督脚本のこの辻仁成氏、言いたいことを一つ言うためならば、他のことはどうでもよくなってしまうところがあるようだ。 だから逃げてゆく取り立て屋の捨てゼリフや、子供のセリフなどが大昔の漫画のように平々凡々すぎるのだ。 ただしそんな中にも、子供らしからぬがこの作品の肝になるセリフがある。 持って行き方がうまければ大号泣したと思えるシーンだが、その直前のシチュエーションがよろしくない。 「そんな話を他人の子供を前にしてしなさんな」とツッコミたくなる時に、唐突にその「ド感動セリフ」がやってくる。 うーん・・・号泣一回分損した気分だぞ・・・。 このセリフを持ってくるためなら、そのお膳立てはしてあげましょうということか。 プロレスに例えれば、ロープに振ったら必ず帰ってくる、相手の必殺技が繰り出せるような体勢を取りましょう、ということか。 さらにわかりやすく言えば、レイ・ミステリオが619を繰り出せるように、ロープにもたれましょうということだ。 (全然わからないんですけど!) ついでに言えばこの老人の元奥さんに石田えりって? 娘にしか見えなかったが。 この作品で大切に描かれるべきものは、大魔神と子供との「距離」だろう。 子供を亡くした男と父親を知らない子供。 男には子供と打ち解けたい部分と踏み込んでほしくない部分があり、子供にも頼りたい部分とやはり踏み込んでほしくない部分があるだろう。 その葛藤が生む微妙な距離は、本作ではあっさり縮まる。 そのあたりを大切に描いていれば、本作はもっと素晴らしい作品になっていただろう。 また、さらに苦言を呈すことになり、個人的な好みで言わせてもらうが、あのラストシーンは必要だったか。 その直前のシーンの暗転でそのままエンドクレジット・・・の方が深く切ない余韻を得られたと思うのだが。 原作者が作った作品なので、「間違い」はないのだろうが、その場合「自己満足ご披露作品」(さらに辛辣に言えば「自慰作品」)になってはいけない。 本作は「自己満足ご披露作品」一歩手前。 監督業が本業ではない人だし、ストーリーは素晴らしく退屈はしないので、良しとしたい。

  • sav********

    4.0

    彼が望む赦される時は訪れるのだろうか・・

    原作は未読。 「会うことの出来ない  14歳の息子への思いをこめ執筆。  映画なら100年残すことができる」 辻仁成監督は そんな思いを込めて 映画化したそうです。 主演は、映画初出演にて 初主演のアントニオ猪木さん。 しかも1・2・3・ダァー!の イメージからかけ離れたお爺さん役。 公開2日目に駆けつけてきました。 ただ意に反して客席は3割埋まっていたかどうか。 もしかしたら、小さなスクリーンで上映されていた 『パーマネント野ばら』のほうがお客さま入っていたかもしれません。 そんなに悪い映画の予感はないんだけどなぁ アントニオ猪木さんって、もう過去の人なのかなぁ そんなことを考えながら上映開始を待ったのでした。 ☆彡     ☆彡 (“週刊誌に載っていたのが事実なら”を前提) そりゃ、中山美穂さん、切れるわなぁ 息子さんだけならまだしも、あのラストは 現在の妻からしたら、ぶち切れてもしょうがないよなぁ(苦笑) “しあわせ”と“幸福”を分けていたけどなにか隠されたメッセージでもあったのかなぁ  〈 幸せならそれでいい 〉 フィクションなのですが、 劇中に登場する人物に該当する 名前と顔が次々に浮かんでくる。 まるでノンフィクションのような不思議なフィクションでした(苦笑) ■赦し  アントニオ猪木さん、北村一輝さん  それぞれの父親に、監督・原作者の辻仁成さんの姿が重なりました。  結局のところ、一番赦されたいのは、辻さんご自身なんだろうなぁ、と。    林凌雅くん演ずる男の子が、会うことを許されない  前妻の息子さんなのでしょう。本当の息子さんが、  今作を観るかどうかはわかりませんが、もし観たときに  劇中の林くんのように、父親を許せるかどうか第三者から窺い知ることはできません。      フィクション=想像の産物    別れた妻、別れた息子との  辻さんの、こうなればいいのに、との理想、  厳しい言い方をしてしまえば、都合よく美化されたものともとれなくはありませんでした。    息子から赦されたい  前妻から赦されたい    アントニオ猪木さんが流した涙  北村一輝さんが「お父さん」と呼ばれて思わず固まってしまった姿    それは前の家族との間で  辻さんが叶えたい強い願望に見てとれました。    ただ、冒頭の繰り返しになりますが、  ラストはやりすぎ。あれでは現在の妻の立場がありませんよ。  いくらフィクションとはいえ、もう少し現在の家族のことも考えてあげましょう。 ■巧かった役者陣  アントニオ猪木さんが演技は新人さんだけに、  子役が鍵を握ると睨んでいましたが林凌雅くん、すんごく巧かったです。    撮影現場では、本物のお爺ちゃんとお孫さんのように  じゃれあっていたそうですが、そういったこともよかったんでしょう。    アントニオ猪木さん、北村一輝さん、  坂井真紀さん、石田えりさん、深く関わる  役者さんたちとの距離感といいますかバランスのとり方が絶妙でした。  重要なセリフも、重要と感じさせずに  サラリと言いのけてしまう。いやはやなかなかの大物です(笑顔)      アントニオ猪木さん。  セリフなんていいんです。  もうそこにいるだけでいい。    老眼鏡をかけて腰を丸めて夜な夜な裁縫をするシーン。  林くんにあることを言われて思わず慟哭してしまったシーン。    前者は可愛くて哀愁が漂っていて、  後者は涙なしには観ることができませんでした。    きっとあの瞬間、彼は赦されたのだと思います。    終盤の夢のシーン。  プロレスファンにはたまりません。  引退しても、まだまだ体のキレはありましたよ(笑顔) ☆彡     ☆彡 「自分を裸にしてしまえば怖いものなんかなにもない」アントニオ猪木さん談。 辻仁成監督も、自分を裸にしなければ、 恥ずかしくて、今作を書くことも出来なければ、 映画にすることも出来なかったはずで、裸になったもん同士だからこそ、 一歩間違えば赤面しそうな内容なのに、温かみと芸術性溢れる作品に仕上がったのでしょう。 果たして現実の世界でも、 辻仁成監督は、現在の子供たちに、 お兄ちゃんを、会わせてあげられるのでしょうか。 ときが解決してくれる 現実は、そんなに甘くはないのかな。 当事者同士にしかワカラナイことってありますからね。。。

  • tkr********

    5.0

    アントニオ猪木がスゴイ!

    TIFFで観てきました。 元プロレスラーの孤独な老人と孤独な少年の交流を描いたハートフルムービー。 孤独な老人ばかり集まる団地で大魔神と呼ばれ、用心棒的な存在の主人公が、ひょんな事から小学生の少年を夏休みの間だけ預かる事に。 いじめられっ子の少年にプロレス技を教える姿は、正にアントニオ猪木そのもの。 台詞は少ないが、その存在感は圧倒的で、彼にしか出せないオーラを放っていました。 圧巻だったのは、亡くした息子を思い出し号泣するシーン。 このシーンはきっと貰い泣きする人が続出すると思います。 実は猪木氏自身、アメリカ人の妻との間に生まれた8歳の女の子を亡くした経験があるそうで、脚本を読んだ時「なぜ俺の事を知っているんだ」と、辻監督に言ったとか。 脚本は全くの偶然だったけれど、猪木氏のこのシーンへの思い入れは強く、普段はジョークを飛ばして周囲を和ませる彼が、撮影当日は誰とも口を聞かず、スタジオの隅でじっと集中していたそうです。 そしてワンテイクの長回しで撮影されたシーンに、その場に居たスタッフは誰もが鳥肌が立つぐらい感動したんだとか。 上映後の監督のティーチインでこのエピソードを聞いて、私はまた泣きました。 ヘルパー役の北村一輝さんがわずか一週間でマスターしたという腹話術も見所の一つです。 子役の子の演技も天才的で素晴らしかったです。 そもそもこの映画は、辻監督が離婚して離れて暮らす息子さんが将来この映画を観て「かっこいい」と思ってくれるようにという想いから製作が始まったそうです。 舞台となる函館は監督が少年時代に暮らして居たそうで、観光ガイドに載っていない函館を見せたいという狙いと、知人も居るので食べ物を色々差し入れしてくれる事を狙っての事だとか(笑) 猪木氏は毎晩のようにカニをスタッフにご馳走してくれたそうです。 題名と主題歌にもなっているアカシアは、監督がミュージシャンとして昔から歌っていた曲で、世界中何処でも生息している、とても環境に強い花で、アフリカの砂漠にも生息しているんだとか。 たった一週間しか花が咲かないので、アカシアの並木道がある函館の地元の人でさえ、その花を見たことはないんだそうです。 色々な思いと偶然が重なって作られたこの映画、一見の価値有りだと思います。

  • tat********

    1.0

    ネタバレでも嫌いにはなれないんだよなぁ…

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ACACIA-アカシア-

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル