レビュー一覧に戻る
ブルー・ゴールド 狙われた水の真実
2010年1月16日公開

ブルー・ゴールド 狙われた水の真実

BLUE GOLD: WORLD WATER WARS

902010年1月16日公開

jig********

3.0

水が狙われている背景を知る

水は商売になるといわれてもピンとこないのは 水を当たり前のように使えている日本だからですが、 本作の製作年度が2008年度ということを考えると 今は悪化しているのか改善しているのか興味があります。 終わり方を観ていると改善の方向に向かっているようですが、 水道水に民間企業(=お金)がからむと、 ここまでひどいのかと感じます。 たまたま作品の解説を踏まえて、 この手のことに詳しい方々の説明も少し聞いたのですが、 ペットボトルで売られている水は どこぞの国のただの水道水だとか。 どこかの国の水道水をわざわざ買うという 一見おかしなことがまかりとおるのが 民営化かと嘆くしかないわけで、 商売がからむとロクなことにはならないと思ってしまいます。 ちなみに○カ・○ーラ社の売っている水が 水道水だとかなんとか解説者が言ってましたが、 それが可能なのも売れるからということらしいです。 本件は作中には出てきませんが、 世界の水脈をどこの会社が権利持っている などなど情報が出てくるので、 その水がどのように作られているか調べてみると 色々なことがわかりそう。 そういえば、中国が日本の水が豊富な地域の土地を 買っているとかなんとか問題になってましたが、 そのうち”日本の安全な水”とかなんとか言って 水道水を売り出す日も近いかもしれません。 作品として中身がどうのよりも、 ”水と空気はただ”という認識でしかなかった身としては、 水が売り物にされ水関連の企業が続々と上場し、 いずれは石油のような市場になると予想されていることに 恐怖を感じます。 なんでもかんでもお金でしか買えない時代が来たら、 益々貧困にあえぐ国は搾取され続け 権利を得た国もしくは民間企業が権力を握るという 構図になってしまうのだと思いました。

閲覧数916