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ブルー・ゴールド 狙われた水の真実
2010年1月16日公開

ブルー・ゴールド 狙われた水の真実

BLUE GOLD: WORLD WATER WARS

902010年1月16日公開

sav********

3.0

水にまつわる現在と未来予想図

この日は、偶然にも シネカノン跡を回る1日になってしまいました。 まず、今作を鑑賞したのが ヒューマントラスト有楽町。 現在は東京テアトルに委託されています。 昨年までは シネカノン有楽町2丁目という 都内でも指折りの瀟洒な映画館でした。 鑑賞後、ちょっと用事があったので、 JR有楽町駅前のビックカメラに足を向けると、 閉館になったばかりのシネカノン有楽町1丁目、 次回公開予定作『過速スキャンダル』の看板がかかったまま。 生々しい傷跡を見ているようで、心が痛みました。 その後、渋谷へ移動したのですが とどめとばかりに、今度はシネカノン試写室の看板。 シネラセット、シネアミューズ、 どちらもシネカノン直営の映画館でした。 まるでシネカノンという路線の 廃線跡巡りをしているようでした。まだ 懐かしむほど、時は過ぎていないんですけどね。。。 さぁ、映画の本題へ。 今作、お水に関するドキュメンタリーです。 食シリーズドキュメンタリーのお水版と思っていただければ大丈夫。 朝1回のみの上映もあってか、 若い人から御年配のかたまで、 座席は6割ほど埋まっていました。 ☆彡     ☆彡 現状→大企業の暗躍→抜け目のない政治家→立ち上がる市民たち なんだ、この展開?『キャピタリズム』のお水版って感じにもとれるよな(苦笑) “水は資源になる” 数年前から雑誌などで読みましたが、 実際に水に関る戦いの実話を切り取ったドキュメンタリーです。 日本にいると 空梅雨後、ダムが空っぽになって 水が足りない、と騒ぐ程度ですが、 世界には、水を得るために、国と市民が闘い、 死者を出すほどの争いをしているといった、 日本では考えられないような出来事を目の前に突きつけられます。 ただ、申し訳ないのですが、 食に関するドキュメンタリーを3作品観た 私は、この展開方法に食傷気味なところも ございまして、正視をしつつも、どこかしら 斜めから観ている自分も、そこにいました。 ◇   ◇ “水利権” 日本に関して 頭に浮かんだ言葉。 関東圏に来てからは聞きませんが 名古屋在住時代はニュースで、それを 耳にすることが、しばしばありました。 簡単に言っちゃえば ダムの水を利用する権利です。 東海地区、 市町村によって 使える水、使えない水があったんです。 これ実際の話で、 現在も続いているのかな? 名古屋市緑区と豊明市。 行政境が隣接しているのですが、 水不足の際、豊明市は断水中の時間帯に 名古屋市緑区は、平気で水を使えていた、そんな信じられない話があったんです。 これ、水利権があるかないかの差なんです。 日本国内同士だからなにもおきませんが、 違う国同士なら戦争になってもおかしくありません。 映画内でも触れられていましたが、 近い将来、石油資源を巡って起きていた戦争が 水資源に取って代わる時代が来るのかもしれません。 ☆彡     ☆彡 上映終了後、 水の大切さを扱った映画だったからか、 いつもよりもお手洗いに行く人が少なかったです。 えっ?わたし? 我慢できずに行ってしまいました(苦笑) 興味のあるかたは、劇場に足をお運び下さい。 ただペットボトルの水を持ち込むと、上映後 冷たい視線を浴びるかもしれませんので御注意くださいませ。

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