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今度は愛妻家 (2009)

監督
行定勲
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4.09 / 評価:1102件

解説

仕事も家事もせず、妻への愛情も微妙なダメ夫と、そんな夫を献身的に支える健康オタクの妻が織り成す、ハートフルな夫婦のドラマ。大ヒットを博した中谷まゆみ原作の舞台劇をベースに、ヒットメーカーの行定勲監督が涙と笑いが交互に訪れる感動ドラマとして演出。夫婦を演じるのは、『サウスバウンド』の豊川悦司と『ALWAYS 三丁目の夕日』薬師丸ひろ子。ダメ夫婦から誰もがうらやむ理想の関係に変わる、夫婦のきずなに心動かされる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

かつては売れっ子カメラマンだったが、今や仕事をせずプータロー同然の生活を送る俊介(豊川悦司)は、健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)に日々ニンジン茶を注がれ、子づくり旅行をせがまれていた。やがて、クリスマス直前のある日、二人は沖縄旅行に行くことにするが、その日を境に俊介とさくらに微妙な変化が訪れる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会
(C)2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会

「今度は愛妻家」改めてパートナーを大切にしたい気持ちになれる、大人のためのファンタジー

 原作は池田成志・長野里美主演で8年前に上演された、舞台の戯曲。登場人物は離婚寸前な夫婦を中心とした、5人の男女。そして、物語は自宅のリビング、ほぼワンシチュエーションで進行していく。そんなウェルメイド感漂うニール・サイモンのような作品を、なぜ三谷幸喜でなく、行定勲が監督しているのか? ネタバレ厳禁な本作、最大のヒントはそこにあるといえよう。

 ダメダメな夫を演じる豊川悦司と天然でエイジレスな妻を演じる薬師丸ひろ子。まるで、“その後の「きらきらひかる」”のような2人による呼吸の合った歯切れよい掛け合いが続く前半パートはさすがの一言だ。しかも、行定監督とカメラ・福本淳の共犯による“とにかく可愛く撮る”という薬師丸愛を尋常じゃないほど感じるではないか! 石橋蓮司演じるおせっかいなオカマは、あまりにベタなキャラかもしれないが、男女の愛をテーマにした本作にはいいフックとして効果を出しており、総合的に夫婦や恋人など、改めてパートナーを大切にしたい気持ちになれる大人のためのファンタジーに仕上がっている。だが、ネタバレ後のダメ押しといえる展開があまりにクドく、若干興醒めしてしまうところも……。これはとにかく泣きたいという、今の観客に合わせたサービスなのかも知れないが。(くれい響)

映画.com(外部リンク)

2010年1月14日 更新

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