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台北に舞う雪 (2009)

SNOWFALL IN TAIPEI/台北飄雪

監督
フォ・ジェンチイ
  • みたいムービー 38
  • みたログ 155

3.55 / 評価:71件

若者の人生が錯綜する

  • kinchan3 さん
  • 2016年9月30日 11時15分
  • 閲覧数 1101
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 2016年1月24日、台北に初めて雪が降ったというニュースが流れた。
 「冬の台北は雨ばかり」だという。
 富山にも台湾人が多く来るのだが、「雪の大谷」が目当てだ。
 雪は白くて清らかだ。ちょうどメイみたい。

 メイに透明感があるから、なんとなく保つ映画だと思っていた。
 僕だって、真っ赤な天燈を月まで飛ばしたい。
 映像はきれいだ。
 日本みたいだというか、古い日本の電車なんかが走っている。
 喉が悪いのを下手な田舎医者にかかってはいけないと他人事ながら思う。
 「願五月 黄鶯出谷」で「メイがまた歌えますように」になるのか。
 トトロの「メイのトモコロシ」みたいな場面だった。
 透明な声がいきなり聞こえてくるので、びっくりする。
 本当の台湾での地位はどんなのだろう。
 「テレサ・テン」のようになれたのだろうか?

 ローランサンみたいなセリフ「捨てられるより忘れられた女の方が悲しい」らしきセリフが出てくる。
 
 トウモロコシではなくて、トウガラシ大食い大会って台湾にあるのね。
 これがやさしさの話につながるというのが面白い。
 デゥマに「鳩の勲章」という短編があって、恋人のために(フランスでは死ぬとされた)鳩を食べる話である。
 その後、多くの国で食べているのを知った。

 「手に入らないものもある」というが、手に入るものもある。

 お母さんがいつ帰ってくるのか、祖母に尋ねたら、「雪が降ったら」と答えたという。台北では雪が降らないから帰らないということなのだ。
 でも、「雪が降れば俺の望みはかなう」という。
 「愛する人に傷つけられることはない」ともいう。
 タレントたちを見ていて、これで幸せだったのかなぁと思うことがある。
 「自己表現」という言葉に負けたのじゃないかと思ったりもする。

 ありえない雪が降ったから、みんなの望みは叶ったのだろうか?

 観客の心残りを見事に映像化しているところがさすが!
 

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