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交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦 (2010)

監督
松田秀知
  • みたいムービー 99
  • みたログ 705

2.79 / 評価:327件

映画版だからって気合入れすぎた演出。

  • ぷよん さん
  • 2010年2月3日 23時47分
  • 役立ち度 84
    • 総合評価
    • ★★★★★

年が明けて、連続の試写会当選。ドラマ版は未見ですが、ハイジャックの緊張感を期待して鑑賞するつもりでおりましたので、ありがたく参加させて頂いて参りました。


冒頭、パトカーのサイレンと逃亡する犯人のカーチェイスからスタートするのですが、ここで映画の出来栄えが見事に見えてしまいます。見事なまでに一般車両がいない状態での追いかけっこ、地面からのアングルに切り替わったと思ったら、なぜかパトカーが跳ねて着地。まるで事前にわかっていたかのように警察官が柵で道を封鎖しますが、犯人車両が突破する際に跳ねられた警察官が空高く舞い上がります。
もうあまりにも安っぽすぎる演出に冒頭から不安満載。この不安は終始裏切られることがなく、ラストシーンまで過剰な演出が続きます。


全てが全てにわたって変なんですが、原因は見事なまでに過剰な演出。映画版だから派手に見せなきゃいけない、動きを大きくしなきゃいけないと気合が先行した結果、リアルさが失われて緊迫感に欠けてしまう結果に繋がったようです。単純に見える物語の裏側にさらに黒幕を用意したりと、脚本にかなりの工夫は見られましたので、もう少し過剰な気合を調整できる人がいなかったのか、少し残念です。随所に挿入された笑いのシーンは劇場中に笑いが広がっておりましたので、センスはよかったようです。


芸術映画より商用映画といえば聞こえはいいですが、TVのスペシャル番組サイズの内容を少し派手にしてスクリーンで上映してしまったというのが的確な表現です。ドラマ版のファンならば満足する出来には仕上がっておりますが、でなければ間違いなくスルーで問題ありません。きっとTVで放映されると思いますので、その日を待って気楽に自宅で鑑賞するのがいいかと思います。くれぐれも1800円も投じることのないよう、ご注意を。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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