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猿ロック THE MOVIE
2010年2月27日公開

猿ロック THE MOVIE

1122010年2月27日公開

やふたろう

1.0

【憤怒】安易な醜態をさらすべからず

イッチーファンには大変申し訳ない評価になる。彼に罪はない。テレビ局が映画に関わる趨勢は興行的にも成功し、一部映画ファンのマジョリティでは防ぎようがなくなっていることは理解している。それにしても、ドラマの延長戦を安易に映画化し、出演タレントのファンを一網打尽にしておしまい。中身などどうでも良い、あとは「愛蔵版DVD」を買いなさい、という手段が本当に映画界のためになっているのだろうか。誠に疑問である。 テレビ局のスポンサー離れは想像以上に深刻で、例えば本作『猿ロック』のドラマ続編を企画するなら、スポット営業を掛けるより、映画化してしまったほうが金になってしまうのが業界の実態。作品の巧拙や内容などどうでもよくて映画化さえすれば、というより映画化しないと収益を上げられないという悪循環。もはや、ヒロポン漬けの状況に陥ってしまったのだ。 500円の廉価版DVDが出ていても、或いは100円でレンタルDVDが借りられても、わざわざ午前十時に映画館へ出かけて名作を観る。こんな至福を味わえるのが本来の映画であると信じている。下らないドラマの延長戦が「名作・名画」であるわけもなく、作り手もそれを望んでいない。そんな作品を見せられる人々は不幸である。 市原隼人、好きな役者の一人だし『リリィ・シュシュ』の衝撃は忘れない。彼の主演作がこんな駄作では名を汚す。公開前には、市原隼人と比嘉愛未あたりが日本テレビをジャックして宣伝しまくりになるだろう。巨大メディアに対してせめてものゴマメの歯ぎしり、申し訳ないが★1つ。 ・・・というより、小生が観るような映画じゃなかったですね。「何でもかんでもタダだからといって観に行くんじゃなくて、もっと映画を選びなさい」という教訓を得ました。点数を下げてしまって申し訳ない<m(__)m>

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