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時をかける少女 (2010)

監督
谷口正晃
  • みたいムービー 338
  • みたログ 1,571

4.12 / 評価:898件

1972年と1974年

  • ryo***** さん
  • 2019年4月14日 18時33分
  • 閲覧数 1389
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

仲里依紗と中尾明慶の演技がいい。2人はこの映画がきっかけで結婚した。
仲里依紗演じるあかりは,芳山和子の娘,という設定で,主題歌・挿入歌は,いきものがかりである。
どうしても原田知世主演の「時をかける少女」と比較して観る人も多く,批判も多いかと思うが,やはり別の作品であって寛大な心で観てほしい。
それでも,大林作品のオマージュはいくつかの場面で取り上げられている。
・あかりは弓道部。射ようとすると矢が手から落ちる⇒原田知世の和子も弓道部。エンディングNGシーンに手から落ちるシーン。
・和子と深町くんの写真は温室で撮影されたもの。封筒にラベンダー。⇒深町家の温室,ラベンダー。
・吾郎は実家の酒屋を継ぐ⇒尾身としのりの吾郎は醤油屋で手伝いをしている。
・吾郎はスキーに行こうとしていた⇒大林作品はスキー場でのシーンが最初。
・あかりと深町の廊下でのすれ違い⇒エンディング,廊下で和子とすれ違い。
その他,芳山家にはラベンダーの鉢植え(電話で長谷川と話すシーン)があるなど細かいところまで作られている。
※以上私が気付いたものだが,もっとあるのかなw
1970年代はSFブームで,中尾演じる涼太が8ミリでSF映画作りに夢中になるのも設定として無理がない。70年代を感じるにもいい映画だ。
さて,あかりが母に言われて行こうとした1972年。実は,NHKでタイムトラベラー(NHK少年ドラマシリーズ。)が放送された年である。タイムトラベラーで芳山和子は中学3年生だった。
しかし,間違えて1974年の2月にタイムリープする。この時,芳山和子や吾郎(吾郎は原作にあるがタイムトラベラーには出てこないw)は高校1年生。で,大林作品のスキー学習は,高校1年生の時。
とまぁ,原作や大林作品,タイムトラベラーなどもオマージュされた作品なのかな?と考えると実に奥が深い。

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