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インビクタス/負けざる者たち (2009)

INVICTUS

監督
クリント・イーストウッド
  • みたいムービー 1,171
  • みたログ 5,628

4.12 / 評価:2602件

やはりイーストウッドだから出来た必見作

  • ilove70mm さん
  • 2009年12月11日 3時07分
  • 閲覧数 918
  • 役立ち度 182
    • 総合評価
    • ★★★★★

本日のマスコミ向け披露試写を観て来ました。
またまたアカデミー賞有力との情報もあり もちろん期待大!
結果としては イーストウッドでなくても・・・いや、やっぱりイーストウッドだからこそ映画化出来たのでは!? と言える力作でした!
2時間14分があっという間に過ぎていきます。

話の筋が事前に 予告編どおり 南アフリカのアパルトヘイト政策と闘って27年間もの間投獄された後、大統領となったネルソン・マンデラが1995年に自国開催されたラクビーのワールドカップで 「ひとつのチーム ひとつの祖国」を掲げて それまでアパルトヘイトの象徴として南アフリカの黒人たちからは険悪されてきていた白人中心で負け続けの自国チーム「スプリングボクス」を通して祖国をまとめることに成功したという実話です。

それまでサッカーファンばかりだった黒人たちをも 熱狂させたこの事実を世界中であまり知られていないというこれもまた事実。
もちろん自分も知らなかったのですが ここまでマンデラが素晴らしい人格を持った人だったとは 驚きと共に 余りに無知だった自分を恥ずかしく感じましたね。

予告編でこれらのストーリーは知っていてもイーストウッドだから 期待に胸は膨らむわけで・・・但し、「スポ根ものだからある程度の感動モノか・・・?」と決め付けていたフシも確かにあったのですが さすがイーストウッドが関わる以上、ただのスポ根モノではなく マンデラの人間愛に満ちた そして祖国を差別なく平等な精神でまとめて行く過程に この事実があったという実話だからこその感動をくれた事に ただただ感謝しています!
題材はラクビーでも主題は「奇跡で世界を変えた不屈の魂」を描いているわけで スポ根モノという表現は全く不適切でした。

天下りのニュースばかりの昨今の日本が 別の意味でいかに腐っているかと嘆きつつ、今夜、映画という娯楽ツールを通して こんな偉大な政治家のことを知ることが出来たことに感謝します!

やっぱりイーストウッドは目のつけ方が違う! 必見作には違いありません! 別にイーストウッドでなくても出来た映画では?と 観終わった時の感想が その後、「やっぱりイーストウッドだからこそ出来た映画だ!」と 時間が経つにつれてジワジワと思えて来ました!
そして 周りの優秀なスタッフたちがいればこそ こんなに毎年続けて力作を精力的に撮り続けている彼の作家活動に改めて感動しましたね。

プレスを読んで知りましたが マンデラ大統領自身が この大統領役はモーガン・フリーマンしかいないと思っていた事実も 彼の熱演がそれを実証しています。

余談ですが、決勝戦で闘うニュージーランドのオールブラックスのサモア出身のデカい選手がディフェンスで潰されるシーンの後、スタンドでの観客たちが沸きあがるショット(観客席10段ぐらいのアップシーン)でスクリーンど真ん中に どう見てもイーストウッド自身と思われる観客が一人映って 周りと一緒に万歳をしています! 彼の周りは人一人分がぐるりと空いているのですぐにわかると思いますが、あれは絶対にイーストウッドだと思うなあ!?
どなたか ご覧になった時に注意して見ていただけますか!?

アカデミー賞はどうかというと それは甚だわかりませんが やはり とにかくこれは 必見作には違いありません!

アメリカでの公開は明日12月11日。日本公開は2月5日です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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