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インビクタス/負けざる者たち (2009)

INVICTUS

監督
クリント・イーストウッド
  • みたいムービー 1,178
  • みたログ 5,684

4.11 / 評価:2654件

淡白かつドラマチック

  • からかす さん
  • 2020年10月10日 12時07分
  • 閲覧数 195
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

イーストウッド監督の作家性とでもいうべきか
かなり淡白な作風と物語自体のドラマチックさが相まって
すごく丁度いい温度感の映画だと思う。
登場人物の内面性を深く掘り下げつつ
スポーツ的な熱さが並列で語られてて好印象。

こういう人種差別撤廃を目指す政治的な映画だと
どうしても理想主義者的なトップ側が描かれやすく
市井の人々の融和がどうにも嘘くさくなりがちなんだけど
市井の人々を大統領のボディーガードというキャラクターを持たせる事で
違和感なく融和していく描写になっていてなるほどこれは見事。
もちろん名もなき国民の姿も描かれるし典型的なシーンも無くはないけど
意外と白人は白人同士で、黒人は黒人同士で喜び合ってるシーンや
白人と黒人が同じ空間にいてもハグまでは至らないシーンも
それなりの量描かれていて、これが非常にフェアだと感じる。
だってラグビーだけで差別は無くならないよ。
でもこのラグビーの勝利が差別を無くす大きな第一歩だということは
感じ取れる見事なバランス感覚だと思う。

まあちょっとネルソンマンデラ氏があまりに聖人すぎるというのと
マットデイモン演じるラグビー主将フランソワが感化されやすすぎるというのが
気にならなくもないけど、そこまで描くと重くなりすぎるからね。
爽やかな映画としてこれはこれでいいバランスなのかもしれない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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