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ランニング・オン・エンプティ (2009)

監督
佐向大
  • みたいムービー 6
  • みたログ 34

2.40 / 評価:20件

走り出せ!

  • mai******** さん
  • 2010年4月4日 22時56分
  • 閲覧数 383
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

大切なモノをこの手に掴む為に
つまらない日常を変える為に
抱え込んだままの感情を吐き出す為に
そして今よりもほんの少しだけで良いから幸せを感じられる様に

ダメ人間にだって…
コンプレックス満載人間にだって…
幸せになる権利くらいはあるはずだから。

自分を見つめて
心を見つめて
その奥底に眠る大切な何かを見つけたなら、走り出そう。
その先に何が待っていようが関係ない。
他人には理解できなくても
その道がどんなに険しいものだとしても
どんなに薄っぺらくたってイイじゃないか!?

最初から分厚いヤツなんていないんだから…


ダメ男と小悪魔女と屈折男と怖いオヤジの複雑に絡みついた感情の行き着く先は!?
って書いてしまうと簡単ですけど、でもそれぞれの感情の辿りついた先に新たな始まりがあるのか?それともそこが終着点なのか?
号砲一発
そしてセリフ&音楽なしのラスト。
彼らには、どんな風に朝日が見えるのでしょうか…
希望なのか?
絶望なのか?
それは彼らにしかわからないんでしょうね。

工場の無機質さが妙に印象に残りました。
でもそんな工場の中でも日々働いている人はいるわけで…
決して無機質ではないはずなんですが
でも建物の冷たさが世知がない世の中ならば…
その工場の煙突から時折吹き出す炎は、今日もどこかで人と人とが感情をぶつけ合っている事を比喩表現として象徴しているような気もしました。
その炎が、ココでは彼ら家族の複雑な感情だったような…
そこまで燃え滾っていたわけではないでしょうけど
溜め込んでいた感情を吐き出すことで新しい何かを見つけたような感じがしました。

みひろサン
小悪魔だわ~
ここまでデキルとは思いませんでしたが、だからこそこれからはコチラの世界ででも活躍してくれる事を願います。
ただ脱ぐだけのAVの世界の住人のままでは勿体無い気がしました。
女優としての可能性があるように思います。

小林且弥さん
役柄に幅があって良いと思います。
出演作品を観る度に違う印象を持てるのは役者として良いと思います。
今回のダメ男は、走る事でどれだけ変われたのでしょうか!?
コチラの想像が幾通りにも膨らむので、あの号砲が気になります。
ちなみにご本人はユーモアのある好青年です。
でも映画や演技に懸ける思いはカナリ強いようですヨ。
(高崎映画祭での舞台挨拶での印象です)

複雑な家族設定を敢えて省略する事で、見ているこちら側のいろんな想像の翼を羽ばたかせることが出来る作品になっているように思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
  • コミカル
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