ここから本文です

タイタンの戦い (2010)

CLASH OF THE TITANS

監督
ルイ・ルテリエ
  • みたいムービー 235
  • みたログ 2,707

3.06 / 評価:1,130件

解説

ギリシャ神話をベースに、神々の王ゼウスの息子として生まれながらも人間として育った青年ペルセウスが活躍するアクション・アドベンチャー超大作。監督は『トランスポーター2』のルイ・ルテリエ。『アバター』の注目株サム・ワーシントンが主人公のペルセウスを演じるほか、『バットマン ビギンズ』のリーアム・ニーソンら豪華実力派が集結している。広大なスケールのスペクタクル映像と豪快なアクション・シーンが見どころ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

神々が世に君臨していたある時代。神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)の息子として生まれたが、人間として育てられたペルセウス(サム・ワーシントン)がいた。彼は世界を滅亡の危機から救うため、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)を倒す戦いの旅に出る。そこには、悪魔や獣といった強敵との死闘が待っていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2010 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES
(C) 2010 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES

「タイタンの戦い」オリジナル作とはまったく違う旅になったリメイク版

 リメイクとしての大胆さ。オリジナル作を見たことのある観客には、この映画の醍醐味はこれに尽きる。本作は、オリジナル作に登場したクリーチャーは(ほとんど)すべて登場させ、ストーリーとキャラクター設定はまったく別ものにした作品なのだ。

 この決断は賢い。どう考えても、クリーチャーの魅力でオリジナル作のハリーハウゼンの演出を上回るのは至難の業だ。これまでこの企画に携わったサム・ライミやロバート・ロドリゲスらが結局断念したのも、この点にあったと思う。だがこの1点を断念すれば、やれることはたくさんある。そのやれること――神より人間に重点を置いた新たなストーリー、世界各地でのロケーション撮影、人気俳優のキャスティングなどを、可能な限り実現したのがこのリメイクなのだ。

 監督は、この決断を映画の中で宣言する。主人公が使命を果たす旅に出る前、武具倉庫でオリジナル作に登場したあるものを見つけて手に取り「これ何だ?」と旅のリーダーに尋ねるが、「置いていけ」と冷たく返答される。“この旅はオリジナル作とはまったく違う旅になる”――監督はこの場面でこう宣言するのだ。

 もっともクリーチャー面にも工夫はある。巨大サソリはオリジナルの数倍のサイズなだけではなく、意表を突く使われ方もする。ハリーハウゼンの「アルゴ探検隊の大冒険」そっくりのハーピーが、思わぬところで大活躍する。細部まで「それ以外のできることすべて」はぎっしり詰まっている。(平沢薫)

映画.com(外部リンク)

2010年4月22日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ