あらすじ・解説
2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)が就任する。まるで死への恐怖などないかのように遂行されるジェームズの爆発物処理の様子に、仲間のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)らは不安を抱くようになり……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(1,177件)
- hik********
3.0点
「戦争は麻薬」。この衝撃的なテロップから映画は始まり、間も無くオープニングで大爆破シーンが起こる。 今までのハリウッドのアクション映画がちゃちに思えるほど、本作の爆破シーンは凄まじい 迫力がある。 重々しい音、風圧で舞い上がる砂と土と埃、それらの匂いさえ漂ってきそうな生々しさがある。 また撮影もドキュメンタリーにように撮っているため、全編にわたって強烈な緊迫感がある。 アカデミー賞で録音賞などに輝いたのも当然だろう。 ストーリーとしては、爆発物処理に取り憑かれた男の視点から、イラク戦争の現状と日常を淡々と見せていく。 見終わったあと、あまりにもやるせない気持ちになるだろう。 ちなみにタイトルの「ハート・ロッカー」というのは、スラングで「棺桶」という意味がある。 決して熱い心を持ったロックミュージシャンの話ではない。
- bat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - vap********
3.0点
朝鮮、ベトナム、イラク、アフガンとやってきた軍隊ならではの・・・
この作品、カメラワークに特徴があるなぁと。密着取材的な近さ、急なアップ、このシーン要る?といった生々しい撮影現場の雰囲気を演出してると思った。そこが戦場の緊迫感をより高めているようだ。 しかも、爆弾処理。演出の効果がハンパない。そのせいか、主人公が命をかける仕事に麻痺、というか、任務を完遂した時の脳内麻薬出まくりの感覚も少しは 理解できそうな気さえしてきた。 こんな極限状態の日々(ハート・ロッカー)が、特にこれといったストーリーの落としどころもなく中毒になっていくさまにリアリティを感じた。このあたりがこの数十年戦争当事者であり続けたの国の捉え方なんだろう・・・たんに悲壮感だけでなく、ジャンキーという問題提起が。兵隊の問題としてではなく、アメリカの長年の政策に対する批判にも思える。
- NUG
1.0点
爆弾処理という題材だけでもハラハラドキドキしそうなもんだが、そうした盛り上がりもない。 アカデミー賞というより、あかんで観たら賞という感じ。
- rokix
1.0点
物語です
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第82回
LA批評家協会賞第35回
NY批評家協会賞第75回