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プレシャス (2009)

PRECIOUS: BASED ON THE NOVEL PUSH BY SAPPHIRE/PRECIOUS

監督
リー・ダニエルズ
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3.60 / 評価:677件

束の間の喜び、更なる悲劇

  • fg9******** さん
  • 2017年6月5日 13時36分
  • 閲覧数 3560
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、解説の次のとおり。
 『実父と義理の父によって妊娠を2度させられ、母親(モニーク)からは精神的にも肉体的にも虐待を受ける16歳の少女プレシャス(ガボレイ・シディベ)。
 悲惨な家庭環境に生きる彼女は、学校の先生や友達、ソーシャルワーカー(マライア・キャリー)らの助けを借り、最悪の状況から抜け出そうとするが……。』
 超肥満のお世辞にも可愛いとは言えない黒人の16歳の少女が主人公で、冒頭からどんよりと重い雰囲気で、重いというよりは、不幸とういう不幸を全部背負いこんだ少女の生活に息苦しくなる思いだ。
 そのプレシャスが、本来、愛される筈の母親から、罵詈雑言・虐待の限りを尽くされる。
 その最たるシーンは、喧嘩の末、階段から転げ落ちたプレシャスに向けて、鬼母はテレビを投げ付けるのだった。
 プレシャスは2人目の子供を妊娠中で、1人目の子供はダウン症を患っている。
 で、解説にもあったとおり、2人の子供は、なんと!実父と義理の父によってレイプされたものだったのだ。
 で、自分の旦那を寝取られたと思い込んでいる鬼母がプレシャスに残虐の限りを尽くすのだった。
 こんなにも凄まじい境遇にありながらも、プレシャスは教師・ソーシャルワーカーとの出会いによって、自分の存在価値を見い出し始めるのだった。
 月日が満ちてプレシャスは出産し、赤ちゃんにオッパイをあげる歓びを見出すのだった。
 しかし、それも束の間の喜びで、更なる悲劇が待ち受けているのだった。
 なんと!プレシャスはエイズに感染していたのだった。
 従って、我が子に授乳する喜びも閉ざされて絶望するのだった。
 話が長くなってきたので、先へと急ごう。
 ソーシャルワーカーの許で、鬼母のモナークが自分の思いの丈を吐き出す場面は圧巻の一言で圧倒された。
 マライア・キャリーも自然体の演技で好感が持てた。
 結末は、凄まじい逆境の中、2人の子供を腕に抱いて、新たな一歩を踏み出す少女プレシャスの姿に、何か眩い神々しいものを見出すことのできる、なかなか重量感のある見応えのある佳作だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 恐怖
  • 絶望的
  • 切ない
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