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トイ・ストーリー3 (2010)

TOY STORY 3

監督
リー・アンクリッチ
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  • みたログ 8,424

4.52 / 評価:4745件

3のラストシーンが有っての4の素晴らしさ

  • wil******** さん
  • 2019年7月23日 18時33分
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

この作品のラストシーンが余りにも大人から子供まで見ただけで切なくて嬉しくなるからこそ、今まで1からずっと一貫して描かれたテーマを理解していなかった人達によって4は酷評されています。

この3の全般、勿論ラストシーンにも隠された残酷なまでの玩具の現実を理解出来なかったからボニーを嫌いになったり、4を否定してしまいます。

確かに1から3までのトイ・ストーリーは幼い子供にも見たまま聞いたままでも楽しみ感動する話でした。

だからセリフと表情によって言葉通りの意味の他にも意味があるんだという事も

1から3までのそれぞれのキャラクターの扱われ方や描かれ方にも見たままではない他の意味があるんだという事に気づかなかったのかも知れません。

そういう幼い子供のように楽しんでみた大人達は繰り返し見ても大人としての視点では作者の込めたテーマを受け取る事が出来ていない。

その状態で4を見れば自分の固定観念に縛られたトイ・ストーリーとはこうでなければならないという思いで見てしまい、流れの全ての意味もラストシーンに至るまでの積み重ねも軽く見えてしまうようです。

そしてラストシーンに拒絶反応を起こし、ラストシーンで描かれていたそれぞれのキャラクターの想いも感じ取れず別れを軽く感じたり受け入れられないと酷評したりしています。

ウッディのみんなとの別れのシーン、バズとの別れのシーン

4を酷評する3が大好きな人達は3でサニーサイドでウッディと別れた時のシーンとの違いが判らなかったのでしょうか?

特にウッディとバズの別れのシーン。。。抱き合った後のグッと引き寄せた抱きしめた別れがあっさりだったと本当に感じたのでしょうか?

バズが過去作と違うとか、もっと頼りがいがあるとか見当違いのコメントも4で心の声を何度も押し続けウッディを助けに行きたいという思いから繰り返したのすら間抜けな行為に思えたのでしょうか?

ボーのキャラクターが過去作と変わっているというのも1や2で既にその性根の強さを感じ取れなかったのでしょうか?

そして3の残酷なまでの玩具の運命や最後まで改心しなかったロッツォ、焼却場で助からず燃やされてしまったであろう描かれなかった持ち主に捨てられゴミとなった玩具達。。。自分もこれまでやってきたであろう玩具への贖罪を感じていないのでしょうか?

3のラストは表面的に夢のある最高の描かれ方でした。

ただ実際には期待した通りの未来が待っているとは限らない事も感じなかったのでしょうか?

人間は過去を綺麗なものとしがちです。
ちゃんと1や2、そして3で描かれた玩具の残酷な運命を理解していれば4は1から3まで連綿と描かれた物語の本質を正当に受け継いだ傑作だと判るはずです。

3で終わればいいなんて言うような言葉は世の中を知らない子供の戯言です。

大人がそれを本気で言っているとしたら随分とぬるい人生を送ってきたものです。

そういう人達でもきっと人生の終盤に差し掛かれば見直した時に気づくかもしれません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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