2011年2月26日公開

シリアスマン

A SERIOUS MAN

PG121062011年2月26日公開
シリアスマン
3.4

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20%
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8%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1967年、アメリカ中西部。物理学の教授ラリー(マイケル・スタールバーグ)は妻と二人の子ども、兄と共に、一見幸福そうに暮らしていた。ところが、妻のジュディス(サリ・レニック)に別れ話を切り出され、学校ではわいろを渡され、ラリーの穏やかな生活はさまざまなトラブルに見舞われ……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(52件)

知的15.7%絶望的13.2%不思議11.6%コミカル11.6%笑える10.7%

  • fg9********

    2.0

    退屈で退屈で眠りを堪えるのに苦労

     …あらすじは、解説のとおり。  コーエン兄弟監督ということで愉しみに観てみたが、オラッチの感性が鈍いためか、不幸な度合いがどうにもこうにもピンと来なかった。  退屈で退屈で眠りを堪えるのに苦労しただけで終わってしまった。

  • tya********

    4.0

    私たちはユダヤ人

    いつだって教えを請うことができる、そんな人たちのお話。主人公を徹底的なまでに、冷たく追い詰める。まさに『ジーザス・クライスト!』な不条理ブラックコメディ。 このユダヤ人的感覚とそのコミュニティーの慣習、自身の幼少期の思い出とを合わせた今作は、コーエン兄弟の集大成だったのだと改めて気付かされる。伝統的なユダヤ教、ユダヤ的な世界に息吹くロックの反骨精神に、彼らのクリエイティビティの誕生を予感させられた。 ◆今作に学ぶユダヤ人の慣習 ◆ 少年は、13歳になったら『バル・ミツバ』と言われる成人式に出席する。(女子は12歳) 離婚をするには、夫が離縁状をラビの前で妻に渡さなければならない。 ----------------------------  冒頭に『あなたに起こることを全てあるがままに受け入れなさい』と言われるものの、納得できない、受け入れられないことだってあるよ!と。一体、何重苦か分からない量の困難が主人公に襲いかかる。カーボーイを思わせる明らかに白人至上主義の隣人が、主人公の土地に小屋を建てようとする。妻に家を追い出される主人公。これには、どこに行っても自分の領土が安定しないユダヤ人の歴史を少し想起させられた。 (実際、コーエン作品には、登場人物が家から追い出される様子が多い気がする。)  とにかく迫害され続ける主人公。あゝ 神はいないのかと思っていると、こんなセリフが。 『これが神によって練られた巧妙な計画でも、1日の終わりに納得できるか?』 そうだった。神いるじゃん。この作品はコーエン兄弟の映画だった。 突き放された主人公同様に困り果てた観客がいたとすると、きっと上で笑っているのは、ジョエル・コーエンとイーサン・コーエンなんだろう。

  • レモンオレンジ

    5.0

    映画作家 コーエン兄弟の作品そのもの

    この映画はコーエン兄弟の作品が好きな人向きだね。 兄弟の映画みたことがない人にはわけわからないと思う。 自分は、随分この兄弟の作品みてきたけど、とにかく達者な 監督作品だと思ってきた。でも神経症的な作品ばかりで、どうしても好きになれなかった。見た後ブルーな気分になるからだ。 それでも、「ノーカントリー」みた後、認めざる得ないなぁとつくづく思った。 巨匠であるのは間違いない映画監督。 この監督は、「ノーカントリー」から見るのが一番いいと思う。最高傑作だと思う。この作品から見れば、他の作品も多分、理解しやすい。そういうエッセンスが非常にわかりやすい形で完成度高く盛り込まれている。 で、この映画、題材はえらく地味だけど、コーエン兄弟の特徴的なエピソード・ 映像がつまっている。「辛辣」「ユーモア」「さえない登場人物」「くだらない日常」「映像美」。  傑作だろうね。90点くらいかな。

  • fcs********

    5.0

    コーエン兄弟リトマス紙的な人間悲喜劇

    バーンアフター、ファーゴ、トゥルーグリット、ノーカントリー… あこれでコーエン兄弟5作目か。案外観てるな 2009年の作品、コーエン兄弟最高傑作と言われオスカー候補にも あらすじだけみても誰が撮ったか分かるほどのコーエン色漂っててw 絶対観なきゃ!!と思ってました 実際に観ても、ああコーエン兄弟ぽいなあ!と期待通り ファーゴらしいブラックユーモアと ノーカントリー風の緊張感があって素晴らしく、面白い 楽しいじゃないよ、とにかく面白い 平凡に生きてきた数学教授が様々なトラブルに巻き込まれる不幸なお話 大筋はこれだけ コーエン兄弟の作品未見の方でこれだけ聞いたら 中身のない作品のような気がしますよね それを閉鎖的なユダヤ人社会を舞台に描き、 数学という学問をスパイスにして、 独特のユーモアを交え、コーエン兄弟が撮って編集するとだな! 一見可哀想なのになぜか同情はできない毒々しい不条理喜劇になるのです こんなにも深みを出せるのはコーエン兄弟くらいでしょうね 人間の可笑しさが暴走する うんいいコピーじゃないですか。まさにその通り 主人公の可笑しさ、ラビの可笑しさ、社会の可笑しさ、 そして観ている自分自身の可笑しさにも気づかされる 常にコーエン兄弟の作品のテーマである社会の不条理と皮肉さ あたしはその圧倒的な力に惹かれるひとりだけど 世の中にはどうにもならないことがあって その偶然だと思う出来事は必然性を持っていて 理由とか結果なんて結局後付けで意味なくて その現実を突きつけて彼らはあたしたちに絶望を伝えたいのか? いや違う。あたしは少なくとも違うと思う。 不条理、そこには諦めという救いがあるの 人間が古来から神を信じてきたのは本能的な人間の知恵だと思う 自分たちの理解の範疇を超えるものは神の領域にすれば 神のみぞ知ると思えば様々な不条理な出来事も人間は受け入れられる 身の上に降りかかることをあるがままに受け入れること、諦めること そうやって生きていく方が時に救われると思う 例えば3.11の天災もそう 誰かが何かをしたせいで起こったのか? そう考えると時に人は不幸になる 諦めて受け入れる方がストレスにならないと思うのです だから彼らの映画は不思議な力に満ちている 不謹慎なユーモア笑ってしまう自分の可笑しさや 作品の核心の深さにドキッとさせられるけど 不快にはならなくてむしろすっきりする それは上に書いた自然の摂理みたいなもののもつ説得力なんだろうなと にしても最後のワンカットの衝撃はハンパないね ノーカントリーの終わり方と被るけどシリアスマンのは好きだな もちろん☆5つです ファーゴよりは見やすいんじゃないかな この作品が大丈夫ならコーエン兄弟は好きだと思う

  • mas********

    4.0

    ネタバレ震災後に見ました。@東京

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
シリアスマン

原題
A SERIOUS MAN

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日