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ダーリンは外国人 (2010)

監督
宇恵和昭
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3.36 / 評価:519件

トーストと味噌汁

  • yab***** さん
  • 2020年6月5日 18時35分
  • 閲覧数 166
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

漢字おたくで日本の言葉をなんとか理解しようとするトニー。
”つかぬこと”という日本人にとってもナーバスな言葉の意味を、知ろうとする姿は日本人以上。
 正直、トニーとさおりの薄っぺらいラブストーリーはどうでもいいから、アメリカと日本の習慣や文化の違いの部分をもっとコミカルに描いてほしかった。まあ、もちろん原作との兼ね合いもあるのだろうが。
 たとえば、さおりの姉の結婚式のとき、親戚同士でお互いをこきおろすことに、トニーが真剣におかしい、と物申すシーンなんか大笑いしてしまった。彼にとっては、日本人が人をこきおろすことで、かえってその人に対する親しみをより表現しているという文化が理解できないのだ。アメリカ人はストレートだから。
 大竹しのぶ扮するさおりの母親が、彼の違和感にかえって新鮮さを覚えて、彼に対する親近感がかえって増して、とても周囲の雰囲気がなごむ様子がほほえましかった。
 このシーンくらいかな。習慣とか文化の違いがどんぴしゃとコミカルに描けていたのは。
 後は、なんかお決まりの国際結婚への道って感じだった。

 たいしたことはないんだけど、さおりの母親が結婚したての頃のエピソードがちょっとよかったかな。
 自分は、アメリカのホームドラマでトースターがピーンと音を立てて、トーストが焼ける朝食に憧れていた。しかし、旦那は和食と煮干しが好きで、ある日ついに切れたら、旦那がお願いだから味噌汁だけは君のがおいしいので作ってくれ、と言った。それをきっかけとして、さおり家の食卓にはずっとトーストと味噌汁が一緒に並んでいるというお話。
 原作にはない話らしいけれども、日本人同士も習慣や文化は違うんだ、ということをちょっぴり訴えているみたいで、僕自身はとても好感を覚えた。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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