シドニー・ホワイトと7人のオタク
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)

セクシー25.0%かわいい25.0%コミカル25.0%楽しい25.0%

  • npd********

    4.0

    Hi, whore!(やあ、尻軽!)

    待ちに待って忘れかけてたアマンダ・バインズ07年の主演作が、遂にスターチャンネルで放送された。スタチャンでの邦題『シドニー・ホワイトと7人のオタク』は、ワーキングタイトルの"Sydney White and The Seven Dorks"から。ディズニー『白雪姫』の原題は "Snow White And The Seven Dwarfs" と書くのは野暮か。   ◆ 配管工の父に育てられたシドニー・ホワイト(アマンダ)は、かつて母親も所属していた大学の社交クラブ「カッパ・ファイ・ニュー」に入会しようとするも、会長サラ・パクストンに妬まれ(サラの元カレとイイ感じになってしまうのだ)追い出された先は、はみ出し者のオタク達Dorksが集まる廃屋同様の寮。学生自治会予算を牛耳る社交クラブの支配に対抗すべく、シドニーと7人のオタクたちは"Freedom to the 7th Power"を結党、次期自治会長選挙に出馬する・・・という話。   まあ、他愛のないアイドル主演の学園(カレッジ)ものです。名作『キューティ・ブロンド』の世界。特にアンナ・ファリス主演の『キューティ・バニー』と舞台や設定が似通っている。   アマンダがサッカー女子高生を演じた前作『アメリカン・ピーチパイ』ではドレス着て社交界デビューしてたけど、彼女にレディーは不評だったんだろうか。本作では序盤でそのイメージを否定して「私はDork、なにかに打ち込んでる人はみんなDork」とまとめる。2000年代のアメリカ映画はオタク推奨がおおい。 ◆ 映画の方は上記メッセージに加え、亡き母への想い、父娘の絆、チャーミング王子とのロマンス・・・などなどサブプロットは盛りだくさん、の割にはどれもあまり上手くいってない感じ。メインは選挙の話になるわけだが、政治学がそれなりに絡んできて「学園の選挙もの(『ハイスクール白書』『バス男』など)」としてはそれなりに説得力がある。   全学生の20%程度でしかないWASPの社交クラブが自治会予算の87%を牛耳る=少数が富を独占している状況に対して、民主主義を機能させるという戦略はマイケル・ムーアの『キャピタリズム』にもでてきた。オタクたちはユダヤ人、ブラスバンド部(アメリカ学園ものでは下層階級)、ゴス、軍人(よくわからない)グループの票を取り込んでいく。本作は他愛のないコメディだけど、大統領選を控えた「アメリカ映画」でもある。 ◆ imdbのレビューで"Ray of Sunshine"と絶賛されてたアマンダ。やっぱり可愛いんだけど、前作の男装や前々作『Sweet Paradise』のビキニほどのインパクトは無かったな~。私にはカタキ役のサラ・パクストンのほうが印象に残った。ジョー・ヌスバウム監督作にはハイスクールもの『スリープオーバー』に続いて出演。個人的には『愛しのアクアマリン』をオススメしたい。   私は『白雪姫』と聞くと、映画館で緑の化物たちがハイホー大合唱する『グレムリン』を真っ先に思い浮かべるような夢のない人なので、本作で気に入ったのはオタクたちがサラ・パクストンに"Hi, Whore!(やあ、尻軽!)"と次々あいさつするところ。"Hi-ho"が"Hi, Whore"とはいいギャグである。★おまけ。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
シドニー・ホワイトと7人のオタク

原題
SYDNEY WHITE

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-