作品レビュー(3件)
- aka********
2.0点
教育事情や男尊女卑社会から解放されつつある韓国女性の現実などが描かれたコメディ。 隣国の現実を知るには気軽ないい映画かもしれませんね。 しかし、会社のシーンとか留学チョンガーの上司の話は連続ドラマ『生意気なヨンエさん』などでも描かれていて、まるでヨンエさんの映画拡大版かと。 キャストも韓ドラでおなじみの顔がズラズラ・・・。 また、日時の時間経過の描き方が下手。まるで駄作の韓ドラみたい。 わざわざ映画にするのであれば、映画ならではのダイナミックさが欲しかった。 映像情報にオムニバス形式と書いてあったので、最初からそのつもりで見たけど、串団子式の構成で、団子から団子に切り替わる時の歯切れが悪い。 結局、各エピソードの登場人物たちの変化が曖昧なままなので、ふ~ん、夫婦関係って、お隣もわが国と同じなんだねと笑ってお終いの映画でした。 『大統領の理髪師』(2004)や『愛してる,マルスンさん』(2005)でファンになったムン・ソリさんのエピソード(エピソード1)をメインにして構成を工夫したらもっと印象に残る作品になったのでは。
- ff4********
1.0点
地に落ちたキムチ。気持ち悪い。酷い変態的さくひん。引くほど難儀。クソつまらない。くだらない。不足な不運そして不幸で不届きな理不尽な醜態。ゴミみたいなダニ。腐った精神。自己中なヤクザ思考。大層なペテン師。猜疑心が残る捏造そして偽善者。恥の塊。馬鹿でアホな反日精神が大嫌い。
- sav********
4.0点
“真!韓国映画祭” 2月27日(土)~3月19日(金) ポレポレ東中野 『飛べ、ペンギン』 『今、このままがいい』 『空を歩く少年』 『ビバ!ラブ』の全4作品を 上映後の監督ティーチイン付きで鑑賞してきました。 ◇ ◇ この映画祭のきっかけは あいち国際女性映画祭のディレクターも務める 名古屋シネマスコーレ支配人、木全純治氏が、 釜山国際映画祭参加時に、日本で公開されていない 韓国映画にも良い作品が、たくさんあると気づかされ キノアイやシネマコリアと共同で、今回この4作品を選び開催されることになりました。 だから、よくありがちな東京主導ではなく、 昨年12月に名古屋で上映後、今年3月になって東京へ上陸という流れになっています。 ですので、今作と『今、このままがいい』の2作品は 今映画祭以外にも、木全さんがディレクターとして関った 2009あいち国際女性映画祭でも既に上映されています (この映画祭開催期間中は協賛している映画館の鑑賞料金が 女性だけ割安になるんですよね。羨ましくて仕方がなかった)。 だから、当日は木全さんだけでなく、 お客様の中にも名古屋からの遠征組がいらっしゃったようで ティーチインの際「これが2回目の鑑賞」「これが3回目の鑑賞」といった挨拶が飛び交っていました。 当日は雨模様でしたが、それにもかかわらず たくさん集まったお客さんの中、上映は開始されました。 ☆彡 ☆彡 なかなかコミカルでよかったな 男目線と女目線で感想が変わりそうだな ・教育ママ夫婦 ・ベジタリアン男性が新任で着任する市役所 ・一人韓国に残り、子供2人と奥さんは外国に住む夫婦 ・活動的な妻と引きこもりがちの夫、対照的な老夫婦 4つのシーンを、登場人物の人間関係を 緩やかに繋げながら、オムニバス調に話しは進められていきます。 韓国の人権侵害委員会から映画製作を依頼されたとあって ベジタリアンな人、タバコの問題なども取り上げられていますが、 決して重くならず、あくまでコミカルに描ききられています。 ちなみに作品タイトルの由来ですが、 韓国では、子供を早期留学させたものの経済力のない父親を、 “ペンギンのパパ”と呼ぶそうで、そこから名づけられています。 もう、この時点で、ある意味立派な人権侵害、侮蔑発言ですよね(苦笑) ◇ ◇ 男目線で見ると 結構キツイ作品かもしれません。 教育ママは 「息子が英語が苦手だから今日から我が家の会話は英語で」と暴走 ベジタリアン男性は弱々しい(よくいえば優しい) 留学夫婦は、子供は奥さんに頼りっぱなし 奥さんの口からも「あなたは知らなくていい!」旦那さん立場なし 老夫婦は、奥さんは運転免許を取ってしまうほど 活動的なのに、旦那さんは変化に対応しようとせずひきこもったまま と、総じて 女性が元気で 男性は元気がない。 Sの女性 vs Mの男性 この構図が見事に成立しています。 ただ、冒頭の感想に「よかったな」と 記したとおり、どこのシーンもハッピーエンドで 幕を下ろしますので喜ぶべきかな、男性も救われて終わっています(笑顔) ◇ ◇ 個人的には、 ベジタリアンな男がメインになる 市役所の人たちのパートが一番良かったです。 肉はダメ、生ものダメ、酒は一滴も飲めない 職場の先輩に奇異な眼で見られ、いじめられながらも、 肉を食べられなくなった理由を、2人きりになった病院で 知ってからはそんな彼を理解し、サポート。よき同僚になっていく。 ベジタリアン男性と同期入社の女性が 「なんでそんなにいじめるのよ」と抗議を せんばかりに階段に隠れてタバコを吸うシーンの 挿入されるタイミングも絶妙。このパートが先の 読めぬ部分も多くて、一番楽しかったです(笑顔) ☆彡 ☆彡 現在の韓国社会の縮図を覗けます。 留学一家を見たときには、 キム・ヨナさんの姿が頭をよぎってしまいました(苦笑) 小さなお子さんを持つ夫婦から、老夫婦まで。 腰の重い旦那さんに、奥様から口に出しにくいことを それとなく伝えるのに、適している作品かもしれません。 まぁ、それ以前に、映画館まで連れて行くのに一苦労しそうですけどね(苦笑) ◆ ◆ 【 補記 】 2010年も同映画祭の開催を決定。 作品の選定作業に入っているそうです。 韓流シネマフェスティバル、 大阪アジアン映画祭、東京国際映画祭、 東京フィルメックスなどとの兼ね合いが鍵になりそうですね。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。