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ミュータント・クロニクルズ
2010年3月13日公開

ミュータント・クロニクルズ

MUTANT CHRONICLES

R15+1112010年3月13日公開

shi********

4.0

いやいやなかなか面白いよ!

映像に迫力があるし、モノクロ基調で雰囲気メチャ良いし、雑さを感じない作り込みに感心させられる。 28世紀の未来の話だけど、資源の奪い合いから資源が枯渇して、いろんなものが衰退することを背景に、古代と現代と未来が共存した世界を魅せてる…。 戦争にしても接近戦が主流になっていて、歩兵団が主力の兵力だし、防弾濠による前線攻防が見せ場と化していて、その中では昔や今と変わらない兵士同士の一服や一杯のやり取りがあるにもかかわらず、最新のガス爆弾では一瞬にしてやられてしまう未来を見せている。 石油やほかのエネルギー源が無くなった為に石炭が主な燃料になっているけど、それを自動で動かすエネルギー源が無い為にそこは人力に頼った力仕事なんだけど、その僅かな蒸気エンジンで飛行機を飛ばすエネルギー変換技術の凄さ…、地球外の植民地として存在している火星だが、火星行きのチケットは紙切れ…、まだ紙幣と宝石が主の資産価値を持ち今と変わらず腐敗した役人達、昔ながらの雰囲気の変わらないバーなどなど。 未来に残るもの、新しく出来るもの、退化してしまうもの。 いろんな想像力を働かせて見てると、面白いシーンがたくさんある。 内容にしても、人間は、ずっと奪い合い戦争を繰り返し、仲間を殺してきた。 人間がミュータントにされて殺人兵器にさせられることは、人は悪に染まってしまうから悪になってしまうということだと受け取れるし、現代の人間は共通の敵が居ないから、その人間としての欲望から、お互いを敵として見てしまうんじゃないか?とか、悪に染まった人間にも本質には善が存在しているはずという問いかけもあると思う。 時代背景と、状況から考えられる設定、今と変わらない未来や、変わってしまう未来、進んでいく未来を想像しながら見てて飽きない映像と展開は予想を超えた作りだと思う。 なかなか面白い作品だよ。

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