ここから本文です

プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク (2009)

PRISON BREAK: THE FINAL BREAK

監督
ブラッド・ターナー
ケヴィン・フックス
  • みたいムービー 10
  • みたログ 191

4.03 / 評価:71件

全作通して一貫した母親不在の物語

  • miho_jack さん
  • 2016年7月5日 21時52分
  • 閲覧数 892
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

このドラマは母と子以外の絆を描いています。母と子というと切り離せない愛情を想像させますが、これはそうではない。むしろ他人や敵同士が関係を築く中で絆を固めていくというのがバックグラウンドのメインテーマ。

マイケルの母はクズで父は子を助けた。
リンカーンは息子を救い、LJの死んだ母は金持ちの恋人に夢中で息子をコントロールする事しか考えていない。
スクレの嫁も始めは違う男と結婚しようとし、自分の事だけ考えて子供の父親を奪おうとしていた。
ティーバッグは父に虐待され母親は助けてくれなかった。存命しているが施設暮らし。
グレッチェンは娘を娘とせず姉に預けている。
これだけメインのキャラクターが母親不在として徹底して描かれている。

そして敵同士で戦ったものの絆。敵として認めることは仲間も同然。彼らはどんどん作中で成長し魅力的になった。

ティーバッグはやベリックはとても人間的で魅力のあるキャラクター。マホーンも強くてキレ者で、マイケルより賢いのではと思う場面も多々。
こういったサブキャラがこのドラマを支えていたと言っても過言ではない。

マイケルはティーバッグに言われるように「天使のマイケルのちゃん」(聖書を愛用するティーバッグのこと、大天使ミカエルとかけているんでしょう)であって聖人すぎる。何か魅力が見出せないのは考えていることが分からないようにする脚本のせいか…

リンカーンは分かりやすい性格だが、イマイチキャラが不安定。サラが死んだ時もマイケルに言わなかったし組織で働くとか言い出すし、ちょっと感情移入出来ない。

主人公の二人がこんな感じなのにこう面白く作れたのはやはり周りのキャラのおかげ。

ファイナルブレイクで言えば周りの囚人や、やはりティーバッグ、マホーンが引き立てた。アッサリ脱獄した感はあるし、罪自体が無かったことになってないので複雑だがドラマとして責任ある最後を描いたのは好感が持てる。有耶無耶にして逃げなかった。

しかし、来年マイケル生存でドラマ発表とか。これは楽しみ。
誰も幸せになれないドラマではあるけれどそれぞれ救いもあってライトに見れる。
けどやっぱりドラマは24かなぁ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • 勇敢
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ