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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 1 ユニコーンの日 (2010)

監督
古橋一浩
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  • みたログ 346

4.05 / 評価:129件

これは『ガンダム』だ。としか言えない

最初に言っておくと、この作品自体はすごく面白い。
私は楽しめたと言える。
ただ、この作品は『ガンダム』だ。と思う。

抽象的な枠組みの中のガンダムというシリーズである。という事ではなく。
初代『ガンダム』である。ということ。
初代に出てくるキャラクター。モビルスーツ。団体が出てきて。
主人公・ヒロイン・仮面の男の関係。
ニュータイプ・白い悪魔・2つの勢力の争い。
主人公が若く、軍人ではないための色々な葛藤。
そして極めつけは、初代ガンダムファンでなくてもわかるような名言などががオマージュとして大量に使われている事。
これには誰が見ても初代ガンダムを思いだしてしまう。

本当に初代の焼きまわしを見ているような気になってくる。
こういう有名作の正統な続編が出るのは嬉しいが、はたしてこの作品は(商業的な面ではなく)作品として作る必要があったのかと疑問に思う。
例えばもし、この作品がガンダムでなく、別の作品として世に出ていたら、ここまで評価されただろうか?
いや、もっと妥協して。この作品が初代ガンダムの世界観を受け継がず。他の平成ガンダムのように独自の独立した世界であったなら、UCはここまで評価されただろうか?
ここの高評価の意見を一通り読んだらわかると思うが、ほとんどの高評価意見からは『初代好き』な気持ちヒシヒシと伝わってくる。
はっきり言って、初代ガンダムという名作がある事前提の作品だ。
宇宙世紀シリーズという思い入れの土台があるからこそ、UCを見て前作との関連性を楽しんだり、セリフのオマージュを楽しんだりして評価が上がるものであり。
単純な作品としては王道であり普通。
王道であるからこそ面白く、楽しめるわけでもあるが。
初代にそこまで思い入れのある世代ではない自分としては
『当たらなければどうということはない~』
みたいなセリフの再現やシーンの再現は、もう何というか、小賢しいとでもいうか。
ドヤ顔で『お前ら嬉しいだろw楽しめやwww』と、言われている気分になる。

SEEDや00とUCを比べてUCを褒める人もいるだろうが、ぶっちゃけ初代ガンダムの続編という事以外に大差なんて無い。
他の平成ガンダムと一緒。
むしろ初代の続編という色眼鏡が無ければ、他の平成ガンダムのほうが確実に良く出来てるものもある。

ただ、初代ファンをメインターゲットとして作っているのだろうから、商業的にはこういうやり方でいいと思う。
しかし、UCの評価はそういう初代ファンが下駄を履かせて底上げしているのは間違いない。
最初に書いたように、個人的にはおもしろかったと思っているが。
色眼鏡が無ければ点数的にはこんなもの。普通。
あからさまな初代ファン狙いの狡い演出が無ければもっと楽しめた。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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