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過速スキャンダル (2009)

OVERSPEED SCANDAL/SCANDAL MAKERS

監督
カン・ヒョンチョル
  • みたいムービー 70
  • みたログ 285

4.07 / 評価:147件

やっぱり愛されるって必須 家族は成就する

ファミリーもん、ラブコメ、家族もんでは、韓国映画で、最高傑作じゃないかな。これと、「ミス・ワイフ」が、順不同の1位2位でしょう。

「過速スキャンダル」原題 Scandal Makers 2008

元アイドルのヒョンス(チャ・テヒョン)は、現在36歳。今は、ラジオの人気DJと活躍し、バチュラー生活を日々、満喫している。

ラジオ番組のコーナーで。あるシングルマザーが、一度も会ったことのない父親に、会いに行くかどうかヒョンスに相談してきた。お調子者の彼は、即座に、ご飯でも作ってあげれば、僕なら喜ぶよ、などとアドバイスする。

2~3日後の夜、ゴージャス彼女を自宅のマンションに招くというので、準備万端待ちわびる。そして、ドアベルが鳴る。そこには、質素な服装の女の子 ジョンナム(パク・ボヨン)とチッチャな男の子 ギドン(ワン・ソクヒョン)が。

なんと、ラジオで相談を受けた彼女だったのだ~~~ってな感じではじまる、心温まる、ドタバタホームコメディです。


ヒョンスが、自分の娘といわれて、記憶が、走馬灯のように流れるのですが、これが、かなり上手い。憧れの5歳年上の隣のおネイちゃんと初体験で、見事命中したのだ。

テヒョンの万華鏡のように変化する顔芸は、この作品では、絶頂に達してる。彼本来の持ち味である、瞳の奥の優しさは、隠せる術はないみたいだ。

彼の作品でいうと、2位「ハローゴースト」2010 涙ちょちょぎれる異色コメディ感動作 3位「大好きだから」2017 自分探しの純愛ラブコメ と順になります。「永遠の片想い」や「猟奇的な彼女」などは、もちろんですが。


初めて会った次の日の朝のシーン。好きだなぁ~、ほのぼの。ヒョンスは、ジョンナム、ギドンとテーブルに座って、顔を比べるが、これが、一重瞼もさることながら、たれ目で、憎めない顔が、親子三代、不思議なくらい何ともよく似ている。爆笑や。


パク・ボヨンちゃんの作品は、2位「私のオオカミ少年」2012 愛溢れる超感動ファンタジー作 3位「君の結婚式」2018 切ないすれ違いの愛のカタチ など、ほとんど見たけど、これが、一番好きかな。

私も、40歳で、初孫(男の子)をを持ったので、いろいろな経験が懐かしい。チョンスは、30歳でということですがね。

ボヨンちゃん、どの作品でも、体当たりで、一生懸命やる彼女を応援したくなる。女優としては、小柄の公称158センチ(ほんとは、155センチくらいだと思う)なんだけど、もって生まれた人を引き付けるオーラがあるよな。デビュー当時の松田聖子を思い出させるな。

スッピンでもキュートだが、メイクをすると、可憐な色っぽさも見せる。ほんと魅力的な女優さんだ。守ってあげたいなと、思ってしますよね。

スタジオに初めて呼ばれ、歌を披露する時に、チョンスが、茶々入れ、邪魔するも、ジョンナムが、自分でギターを弾き、美声で皆を魅了するシーンは、予想はしてても、うっとりしますね。

ヒョンスが、ジョンナムが、垢ぬけてないと、仕事仲間に言われ、金に糸目をつけず、彼女、娘をブラッシュアップする。綺麗に、着飾り、メイクもバッチリで、ポップスを軽やかに歌う(この歌が、一番彼女にあってる。撮影時、18歳。80年代のポップソング歌手の様)ジョンナムに、ヒョンスは、スターの気質を見る。皆の驚く顔に、チョンスは、鼻高々。

ギドンが、ヒョンスのお気に入りの女の先生に、元気がないといわれ、なぜかと聞かれたら、好きな子に、服装がみすぼらしいと。これまた、ジジイの見栄っパリの本領発揮で、高級子供服をセットで、購入。ヘアもバッチリ。


もちろん、奥底には、娘孫に対する愛はあるのだが、気づいていない。まだまだ、自己中の彼の自己満足なのだ。


しかし、ワン・ソクヒョン君の一番は、ヒョンスとの花札シーン。
ヒョンスが、負けに、負けて、ついに、6歳の孫相手に、八百長を。それが、バレル。その時のソクヒョンくんのチェッと吐き捨てる時の表情が、もう、頭に焼き付いてます。抱腹絶倒の不意打ちの爆弾投下でした。


もう、特筆すべきエピソードの連続で、濃密に、無駄のない脚本は、まったく、飽きさせませんね。ちょいちょい、サプライズもありで、グイグイ引き込まれます。

この映画のテーマである、” 家族愛 ”、しっかりとした固い ” 絆 ” は、ヒョンスと娘孫との間では、初めは、ゼロなのである。それでも、3人一緒に生活するうちに、お互いに、一緒に、いることの大切さ、尊さ、そして、しっかりとした愛を一歩一歩、育んでいくのである。自然に、積み重ねる、その過程が大事であることを教えてくれる。

ラストのXmasの幼稚園の発表会の家族のバンド演奏の締めは、最高。もっと、もっと、続きをみたいなってね。

おもいっきり笑って、泣いて、大爆笑して、号泣してください。

老若男女、全ての方々に、お勧めしたいです。

詳細評価

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