あらすじ・解説
かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレ(アレクセイ・グシュコフ)は、今はさえない劇場清掃員として働いていた。ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているというFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、コンサートに出場するというものだった。
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作品レビュー(572件)
- kuyu
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kaz********
5.0点
場所はソ連。今のロシアと周辺国を合わせた連邦体。30年間冷や飯食いだった楽団員たちの物語。 ネタバレになるので詳しくは書けませんが、差し障りのないところで私の感想です。 まず、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲に鳥肌がたった。それほどいい。 次に演奏している楽団員たちの表情がイキイキ。 ソロを任されたヴァイオリンソナタのマリーの演奏が見事、そしてなかなかの顔立ち。天は二物を与えずとはいいますが、与えてますやんかと言いたいほど。 ロシア語、フランス語が飛び交うのがまたまた面白い。映画の中には、日本語でいうと「ありがとう」が良く出てくるが、「スパシーバ」、「メルシーボクー」が交互に出てきて推察であるが感じが違うことが分かる。 東欧スラブ系、ユダヤ系ロシア人、ロマといったらいいのかジプシーといったらいいのか、彼らの民族気質がよく表れていて、思わず納得という場面がある。 みんな音楽を愛する心を持っている。 共産党に対して明るく描かれていた点もさっぱりしていて、面白かった。 この映画、音楽はもとより、他にも見どころ満載で最高の映画でした。 スパシーバ! メルシーボクー!
- pm3********
2.0点
天才指揮者という主人公なのだから、多少は指揮の研究もすべきと感じた。 レベルとしては初心者中の初心者。 まぁ、オーケストラを題材にした映画はたいがいこの程度だが。 逆にソリストは演技とはいえ何かしらの音楽を感じた。
- kat********
3.0点
ラデュ・ミヘイレアニュ監督。 主役は、アレクセイ・グシュコブ(当時51歳)。 ヒロインにフランス女優のメラニー・ロラン(当時26歳)。 この人はこの映画の4年後の「グランド・イリュージョン」(2013年)で捜査官役で出ていてその美貌に驚いた。 その他「トランスポーター(シリーズ)」(2002年~)のオトボケ警部役が楽しいフランソワ・ベルレアンなどで脇を固める。 モデル稼業もあると言うメラニー・ロランが美しい! そしてそのヴァイオリンの捌きっぷりが鮮やかなのでCGを疑ったら演技の為にフランス国立オーケストラのサラ・ネムタヌが2ヶ月特訓をした。とあった。(ウィッキ調べ) ひぇ~~、見たら分かるけど凄いわ。 話しは、指揮者として失脚させられた主人公が名声を取り戻すべく仲間を集め『ボリショイ交響楽団』のフリをしてパリで公演しちゃおう。と言うモノ。 サブストーリーとしてヴァイオリンのソリスト(メラニー・ロラン)へ過去の懺悔をする目的がある。 劇中チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏するんですが、そのサビ(?)の部分で、あっ!「ライトスタッフ」(1983年)のテーマ曲だ!と思い出した。 が、調べるとテーマ曲は違う曲として第56回アカデミー作曲賞を受賞。 マジすか? どう聞いても同じでしょ!!!(驚)
- MEG
4.0点
もうこれに尽きる。 ラストのコンサートまでは正直 つまらなかった、、。 登場人物が、主人公の指揮者の人以外、 すっごいみんな話し方もガチャガチャしててワーワー騒がしかったり、政治、社会背景が全くわからず、理解できずのめりこめなかったし、 つまんねって見てたけど、 最後、めっちゃ感動しました。 多分、ラストだけ見ててもここまで感動しなかっただろう。 やはり最初から最後まで きちっと見てこその映画だなと思った。
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