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書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園- (2010)

監督
猪股隆一
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  • みたログ 881

3.66 / 評価:465件

失敗は新しいスタートライン

  • raz***** さん
  • 2018年8月5日 11時37分
  • 閲覧数 361
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

って感じかな? この映画のメッセージは。
良いメッセージだと思います。それとは別に
・ 書にはその人の心が宿る。だから、書を通じて人は分かり合える
というメッセージもありました。

でも、そのメッセージは”お父さんを説得した”というシーンにピークが
設定されていて、なんか違うなーっていうのが率直な感想です。
ぽっと出でしたからね、お父さん。それに顧問の先生も存在感が薄かったし。

もちろん、それ以外にも市役所前や病院前で書道パフォーマンスをして
”心を通わせる”シーンはありましたけれども、ちょっと強引でした。
あれを見せられた側は完全に不意打ち状態ですから、
本当に好意的な気持ちになれるのかなって疑問が湧きおこります。



しかし、2つのメッセージが終盤の「書道パフォーマンス甲子園」のシーンで、
”再生”と書かれた書により融合するストーリーは綺麗です。

ところが、その融合は単に並立させただけかもしれません。
並べただけであって、2つのメッセージが化学反応を起こして
何かに昇華したわけではないということ。もうひとひねり欲しい!



あと、”再生”を誓うために必要となる”失敗”が、
単なる凡ミスってのもどうなんでしょう。本番で足を滑らせただけです。
閉店セールのときの凡ミスにひっかけているのは分かりますが、
転校した女の子は存在感が薄くてあまり感動できません。
書道パフォーマンスの原案者以上の役割を、
あの女の子に与えてあげるべきだったと思います。

そもそも、なぜ彼女を転校させるストーリーにしちゃったんだろうって
考えると、学校をやめて働こうとしている別の部員を引き留めるための
動機付けあるいは伏線であったと予測できます。

であるならば、転校した女の子をもっと要所要所で思い出してあげるべきです。
転校したことをもっと悲しんであげるべきです。ところが、転校そのものにはストーリー上の重要な意味が与えられていないので膨らまないんですよね。


シャッター街だったあの町の”再生”というプロットは、
必要だったんでしょうか。
それより、転校した女の子のことをもっと大切にしてあげたら、
もっとすっきりした映画になったと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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