主人公に魅力が無さ過ぎる
- lin***** さん
- 2012年3月18日 23時26分
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情けなく卑屈で気持ち悪い主人公。物理学に特化しているが魅力に欠ける。まったく感情移入できないし、したいとも思わない。それが最大の問題点。
次にストーリーに関してだが、前日譚となるストーリーと、現在のストーリーの二つのストーリーラインがあり複雑化している。これはバルサザールの物語とも言えるし、主人公の物語とも言える、どちらかを脇役にすえて、一人の主人公を描くことに集中すべきだった。
設定が多すぎ、詰め込みすぎで焦点が定まっていない。描きたいことは多いが、うまくいっていないパターンである。魔法の理論や、理屈もよくわからないので、今使っている魔法が、強いのか弱いのかがわからない、だから戦いを見ていてもつまらない。
時系列が二回飛ぶため、さらにわかりづらくなっている。登場人物のリアクションや、行動原理が浮世離れしているため、物語に没入することが出来ない。全てにおいてフィクションっぽさ、うそ臭さが漂っているため、心が離れていってしまう。
結論…糞映画ハンターにはオススメの一本。まさしくエース級の糞映画である。
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