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いばらの王 King of Thorn (2010)

監督
片山一良
  • みたいムービー 62
  • みたログ 220

3.20 / 評価:112件

もっと短くするかアクション入れるか

  • glulug_2050 さん
  • 2010年5月1日 18時15分
  • 閲覧数 203
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 原作マンガは読まず、公式ページをざっくり見た程度の前知識で観に行きました。

 すごく良い所が一ヶ所。
 反発する者が最期(ラスト、じゃなく)に……って言う、ありがちだけど燃えるシチュエーションのシーン。そこは「あ、これはいいなー」って思た場面でした。が、全体的には……。

・冒頭のシーンが、不要かつ長い。
 まず主人公たちの事情や世界観(メデューサ病など)についての説明描写が長く、どこかの会議での「テロが…」とか「大統領が…」等のやり取りも全然生かされてこない。さらに舞台となる場所については社長(それもオッサン)が演説っぽく長々と解説するっていう……。
 冒頭から「ザ・説明」みたいな場面を延々流すなら、いきなり怪物に追われる場面から始まった方が絶対イイよ!!

・終盤もムダに長い。
 「またその画ヅラ?」って言う回想シーン、特に必要に思えないタイマンバトル、「夢だったの?」みたいなシーンも何度も……等々の尺稼ぎにしか見えないシーンが続く。

・主要登場人物達から最後まで違和感が拭えない。
 本当に「うるせーっ!」ってくらい何でもゲームに例える奴とか、いい大人なのに他人のいるバスの中で、ひとり大声で絵本を朗読する奴とか、ほとんど前振りなく「実は俺は(某職業)だ!」的な事を突然言い出す奴とか……。

 そもそも主人公の女の子が身内や過去の事でいつまでもウジウジしてて、観ているこっちが「あっそ。もーどーでもエエわ!」って気分になってくるし……。

・設定の粗さ
 「城内」で無数の怪物が暴れる原因(らしき物)の説明が「え?何言ってんの?」としか言いようのない内容。百歩譲って、その説明を受け入れたとしても、あのクライマックスでの回想の描き方なら3人居なきゃダメなんじゃないの?一人は「原因」を発動して一人は居なくなって……じゃあカプセルのって誰よ?


 ……見落としや勘違いもあるかもですが、少なくとも冒頭や終盤は相当削れたはずです。上映時間を短く出来なかったのなら、その分をもっとアクションシーンを増やすなどするべきだったと思います。

 あと世界の他の場所がどうなったかって言うのを少しでも描写した方が良かったのではないでしょうか?時間経過的に……。 

 原作未読ですが、連載中に生じた路線変更や設定の矛盾まで、ほぼそのまま単純に映画化してしまったように見えました。
 
 もしも、まとめた上でアレなら、きっと原作を読んでいた人向け映画だったのでしょう。

 怪物に追われるパニック物として、中盤での恐怖やアクションが悪く無かっただけに、かなり残念でした……。あ、出てくる怪物も、もっと色んな種類のが追いかけてくるのが良かったように思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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