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いばらの王 King of Thorn (2010)

監督
片山一良
  • みたいムービー 62
  • みたログ 220

3.20 / 評価:112件

序盤は★5越えて★10

  • hol******** さん
  • 2014年11月18日 6時00分
  • 閲覧数 1762
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

友人に連れられて劇場で鑑賞しました。
前情報もなにも判らないままでしたが
序盤の設定・雰囲気・シナリオはもう最高で
グイグイ引っ張り込まれる魅力に溢れた映画で
こりゃ友人に感謝しなくてはと、とんでもねぇ大当たりの映画じゃないかと。
むしろ友人より熱中して観ていました。

ウィルス、コールドスリープ、未来へ希望を託す
素晴らしいじゃないですか面白いじゃないですか
大好きですよこういうSF的な映画。

しかし目覚めてみると様子がおかしい。

おいおい勘弁してくれよ思ってたのと違うよ。
でもまぁいばらの城的な雰囲気イイ感じだよ。
期待した方向じゃないけどこっちでもまぁいいよ。

まだ48時間しか経っていない
脱出しなくては モンスター襲ってくる
姉妹ケンカで事故 なんか魔法的な力・・・

待ってください、ファンタジーの世界なんですか。
科学の、現実的な土台で語られるお話じゃないんですか。
コールドスリープはSFの範囲内だとしても
いばらの能力は魔法じゃないですか。
科学の延長線上で観ることができるであろうSF要素と
不思議な力をはらむ魔法の要素があるファンタジーは違う世界です。

何十年後とかなら話は判ります。時間をかけて茨が張り巡ったのだと。
でも数十時間でいばらが張り巡らされても困ります。
それは魔法というものです。ファンタジーです。何でもありです。

だったら前半部分は詐欺と言わざるを得ない。
ファンタジーが織り交ざるお話ならそういう前提を描くべきです。
何もないところにいきなり不思議な力が働かれましても。
いばら以外にも魔法じゃねーかという要素が色々。

推理小説を読んでたのに犯人は魔法を使って事件を起こしました的な。
ふざけんな畑違いだド阿呆と叫びたくなります。

・ファンタジーの世界で描いて魔法等ファンタジーで解決する
・科学の土台で描いて科学の延長線上で解決する

この映画は科学の土台で描いてファンタジーで解決する
前半と後半で土台が違っています。
禁じ手というか、詐欺に近いです。
確立された治療法を持つであろう未来へコールドスリープしないで
ご自慢の魔法の力で治療したらどうですか。
そんな都合のいい魔法はないですか、そうですか知りません。
だってルールづけや範囲がまるで語られないし判らないのだもの。

そこら辺がふわふわした状態で難解な要素も絡んできて
科学のアプローチで考えた方がいいのか
ファンタジーの世界を体感する方がいいのか
前提が定まらないから、結末がどうなろうとなるほどとはなりません。

素晴らしい設定を積み上げた土台なのに
魔法の要素で土台をぶっ壊され地面に叩きつけられたような。
そんな映画でした。 数年も前の話ですがお金返して欲しいです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
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