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パーマネント野ばら (2010)

監督
吉田大八
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3.76 / 評価:1085件

世間の求める女を演じるのはやめて

  • せんころ さん
  • 2016年10月16日 20時52分
  • 閲覧数 5268
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

漫画家の西原理恵子さん原作の毒々しくも笑えて切ない大人の女たちの恋物語。

土佐に暮す小学校の同級生3人を演じる菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴。
パンチパーマのおばちゃんたちにどこよりもとれにくいと評判のパーマをかけてくれるパーマネントのばらが舞台。

相手の男たちのほとんどがダメンズという特異な状況下で、○○○の伏字連発のおばちゃんたちに笑わせてもらって、それでいてやがて哀しき恋物語となる不思議。

脇役の本田博太郎の怪演はコメディでも凄味がありますね。これ特筆もの。


終盤の菅野美穂と小池栄子の海辺での会話には涙と驚き。

そして音楽と映像の素晴らしい調和。


さびしさから無意識に砂を握ることの悲哀。
大切なひとを喪ったすべてのひとに通じるであろうそのシーン。

そして多くの女性たちを様々な呪いと束縛から解放するであろう小池栄子の台詞。この映画はその一瞬のためにあるのかもしれません。

もしかすると、多くの場合にわたしたちは自分自身を守るために、ひとを愛することに臆病になっているのかもしれません。

「愛しても、愛しすぎてはいけない」というブラッドベリの「霧笛」の台詞を思い出しました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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