ここから本文です

ローラーガールズ・ダイアリー (2009)

WHIP IT

監督
ドリュー・バリモア
  • みたいムービー 235
  • みたログ 1,324

3.73 / 評価:472件

解説

テキサスの田舎町で退屈な日々を送る女子高生が、ワイルドなスポーツのローラーゲームに魅了され、猛練習をこなしながら成長していく姿を描くガールズ・ムービー。人気女優のドリュー・バリモアが念願の初監督を務め、『JUNO/ジュノ』の演技派若手女優エレン・ペイジが自分の居場所を探して奮闘する主人公の少女を好演する。共演のジュリエット・ルイスを含め、豪華キャストの体当たりゲームシーンが圧巻の爽快(そうかい)青春グラフィティー。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

17歳のブリス(エレン・ペイジ)は、美人コンテストで優勝することだけが幸せな将来を送れると信じて疑わない母親の下で、コンテスト漬けの日々を過ごしていた。そんなある日、ブリスは年齢も仕事も多種多様な女性たちが集うローラーゲームに心奪われ、新人発掘試験に参加。ずば抜けたスピードで見事入団を果たしてしまう。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.
(C)2009 BABE RUTHLESS PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved.

「ローラーガールズ・ダイアリー」女性の細やかな感情を丁寧に描いたドリュー・バリモアの監督デビュー作

 ローラーゲームがこんなに面白かったとは、目からウロコの新鮮体験だ。試合のシーンが痛快かつ楽しいので、主人公ブリスが、母親が熱望するミスコンではなく、ローラーゲームを選択した気持が無理なく納得できる。母親はミスコン優勝即ち女のサクセス人生と信じているが、それは昔、彼女自身が挫折した夢でもある。郵便局員の制服で通りを歩く姿をちらりと見せることで、テキサスの田舎町で平凡に暮らす主婦の挫折感を感じさせる描写が優れものだ。そんな母親の気持ちが痛いほど分かるから、ブリスもけんか腰で反抗するのではなく、母親の気持を探り、傷つけまいと悩む。そんな細やかな感情を丁寧に描いたことで、画一的な女の自立ものではなく、自分に自信のない女の子が、自分を表現する方法を見つけていくラブリーな物語になった。

 クセの強い選手や悪役選手の意外な一面を見せるなど、キャラクター描写も抜群に上手くて、これが初監督とは思えないほどドリューの腕は確かだ。観客を嬉しがらせるツボを心得ている。エレン・ペイジは「JUNO/ジュノ」と正反対に引っ込み思案の少女にぴたりとはまっている。ということはやはり上手い女優ということ。それにしても、20年前だったらブリスを演じたかも知れないジュリエット・ルイスが悪役ローラーとは。<光陰矢のごとし>とはこのことだ。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2010年5月13日 更新

本文はここま>
でです このページの先頭へ