のり
2.0点
何故かホラー区分で陳列されていて、ジャケ絵だけで安易に判断。 くっ・・・、キツいぞ、こりゃぁ。 実際に起こった少女を監禁虐待した事件に基づいた犯罪映画だった・・・。 どんなに怖かろうが、どんなにグロかろうが、 映画の中だと(フィクション)分かっているから楽しめる部分がある。 しかし実話と言われちゃ楽しむもクソも無い。 これを平然と観ていられるほど人間出来ちゃいない。 内容は事故で両親を亡くし、親戚の叔母に引き取られた少女が隣に越してきた。 主人公は少女に惹かれ始めるも、 叔母とその息子たちに虐待されているのをただ黙って見ている事しか出来なかった・・・。 目を背けたくなるような虐待の数々。 最初は母親のする事をただ傍観していた子供達も加担し始める様子にゾッとする。 理不尽で耐え難い不快感・嫌悪感しか出てこない。 実在の事件なので結末は変わらず、 主人公と同様に観る側も、ただ見ている事しか出来ない憤り。 もう勘弁してください・・・。 実際に起きた少女監禁虐待事件に基づいた犯罪映画。 あまりにも凄惨でおぞましい事件をただ静観するだけ。 映画なりの変更・脚色はあれど、結末に救いは無し。 間違っても感受性の豊かな人は観ないで欲しいし、 この事件に別段の興味・感心が無ければ、観る必要も無いだろう。
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