誰の心にも存在する「蛇」
- げん さん
- 2020年2月14日 3時29分
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誰の心にも存在する「蛇」。
キラキラ光るおもちゃは今西の中の「蛇」を抑えるブレーキになっていたのでしょう。ブレーキを失った彼は、彼の中の「蛇」を抑えることができなくなり、兄弟子たちに計画的な復讐をしてしまう。
大人になってからも、口車にのせられる周りに、自分の中の「蛇」の存在をさらに大きく感じてきたに違いない今西。
今西の中の「蛇」を誰の中にもいるものだと、さらりと肯定した三辺は、キラキラ光るおもちゃとあわせて、大人になった彼のブレーキになったのではないかな。と思います。
現代社会の「サイコパス」を描いた作品。
義太夫がちょっと残念でマイナス☆1です。
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