ZZZ
5.0点
まず、タイトル「パリより愛をこめて」。当初、配給会社が、又、アホな邦題をつけたのかと思っていたら、原題をそのまま訳しただけだった。 内容はバリバリのアクション映画。ジョン・トラボルタがスキンヘッドで悪役みたいな特殊工作員、一応、良いもの(粗筋にはCIAとなっているが、ペンタゴン絡みの組織に思える。特にCIAという組織名は登場しない)。めちゃ恰好良い。悪役以外で、こんなダーティな感じにしたのは初めてではないだろうか。 物語の内容は始まって間もなく、何となく展開が読めてしまう。が、文句を言いている間もなく、次々と見せ場が登場し、アクション好きにはたまらない要素が一杯だった。 そもそも、前述の様なバリバリのアクション映画のタイトルが”パリより愛をこめて”なのか分からなかった。が、漸くラストの方で意味が分かった(というより台詞に出てきた)。 サスペンスタッチのアクション映画の様に思われるかもしれないが、サスペンス的要素は皆無に等しい。清々しいくらい単純に創られている。純粋なアクション映画として、余計なものを極力取り除いた作品。面白かった。
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