あらすじ・解説
ある晩、竜一(塚本高史)は、ハッサン・カンという高名な婆羅門の秘法を学んだという若い魔術師の家を訪ねる。不可思議な体験をした竜一は魔術を教えてほしいと頼むが、若い魔術師はまず欲を捨てなければならないと言う。その1か月後、竜一は友人たちの前で魔術を披露するが、欲を捨て切れていないことを思い知らされる。
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作品レビュー(5件)
- oir********
2.0点
芥川龍之介原作らしいが初めて知る。 30分の短尺なので非常にシンプルな構成。 ・友人の恋人に穏やかならぬ思いを抱く作家。 ・その作家が魔術習得のためにインド人魔術師を訪ねる。 ・魔術習得後の作家が友人に魔術を披露し金貨を産み出す。 ・その金貨を元に戻そうとするが欲に駆られた友人が金貨を賭けたゲームを作家に強要する。 ・作家がゲームに勝ち続け賭ける金が無くなった友人が「恋人」を賭け、それに応じる作家・・・ というような流れ。俳優陣の演技もどうこう言う程のものでもなく、セットのレベルもしかり。 まぁこんなところでしょうか。
- yxw********
1.0点
5/100点 誰だあの女。 完璧な原作をなぜ改変する必要があるのか? 芥川龍之介に対する冒とくとしか思えない。
- syo********
4.0点
芥川龍之介原作だそうですが、私は原作を読んではおりません。ですので、どこまで原作に忠実に映画化されたのかは知りませんが、原作未読の私が観ても(といいますか、未読だから、なのかもしれませんが)なかなか面白かったです。 芥川作品らしい、人の心の奥底・真理を突くようなお話、堪能させていただきました。主役の塚本高史さんも、違和感なく演じられていて、同シリーズの「高瀬舟」とはまた違った面白さがありました。 原作を特に気に入っている場合、その映像化・映画化作品を観てみるとがっかりすることが多いいですよね。でも考えてみれば、それは当然のことです。原作を読んでいるときには、読んでいる人がそれぞれ「勝手」に、それぞれの頭の中で自分の好きなように場面や主人公などを構築して読んでいるのですから。言わば、頭の中は自分の好み100%なわけです。でも、それが映像化されると、たいていの場合、「自分の思っていたのと違う!」ということになるわけです。ですから、特に有名な作品、人気のある作品を映画化する場合、その当事者はよほどの覚悟をもってその仕事に取り組まなくてはなりません。 ただ、先述のように、私はこの作品を読んだことがありませんので、それがよかったのかどうかはわかりませんが、本作、とっても楽しませていただきました。
- kac********
4.0点
ハッサンカーン役の橋本淳?いい味でてました。映像がノスタルジックで美しい。役者さんもみんな美しい。DVD出たら、もう一度みたいと思います。
- rii********
5.0点
ネタバレ人間らしい・・・。
このレビューにはネタバレが含まれています。
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