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ファンボーイズ (2008)

FANBOYS

監督
カイル・ニューマン
  • みたいムービー 90
  • みたログ 582

3.55 / 評価:237件

『6デイズ/7ナイツ』は本国でも不評なのね

  • 一人旅 さん
  • 2017年4月28日 12時36分
  • 閲覧数 738
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

カイル・ニューマン監督作。

公開前の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のフィルムを盗み出すため奮闘する4人のスター・ウォーズオタクの姿を描いたロードムービー。

スター・ウォーズ愛に溢れたコメディの秀作。末期ガンで余命数か月の友人に公開前のスター・ウォーズ最新作を観せてあげるため、オハイオからカリフォルニアにあるジョージ・ルーカスの本拠地“スカイウォーカーランチ”を目指し旅するスター・ウォーズオタクの珍道中を描く。

そういえば、数年前に実際に同じような出来事があってニュースで流れたのを覚えている。本作同様、余命宣告されたスター・ウォーズファンの男性が封切り前の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を製作陣の善意により鑑賞できたというお話で、監督たちの心意気が感動的な出来事だった。事実より映画の方が先、というのも珍しい。

スター・ウォーズファン(※私は違いますが)にはたまらないオマージュの連発で、まさにスター・ウォーズファンのための映画。オープニングはもちろん例のアレで始まるし、会話の中にもスター・ウォーズに関する話題が大量に盛り込まれる。さらに、レイア姫役のキャリー・フィッシャーが女医役で登場し、ダース・モール役のレイ・パークがスカイウォーカーランチの警備員役で顔を見せる。レイ・パークに関しては、ダース・モールお馴染みの変則的アクションまでちょっぴり披露するサービス精神。

スター・ウォーズファンVSスター・トレックファンの宿命の争いも滑稽で、お互い相手の映画の悪口(「ハン・ソロはホモ!」)を言い合うシーンが痛快。嫌いな映画のはずなのに、みんなやけに詳しいのね。ちなみに、スター・トレックのカーク船長役で知られるウィリアム・シャトナーまで本人役で登場する贅沢さであります。

他にもいろんな小ネタ・オマージュが満載で、車が看板に突っ込んで空いた穴の形がダース・ベイダーのシルエットに見えたり、「ハリソン・フォードは世界一の名優だ!」のセリフの直後に駄作として有名な『6デイズ/7ナイツ』(1998)の宣伝看板をちらっと映すというニクい演出がいちいち笑いを誘う。

できれば、音楽もオリジナルを使用してほしかった…というのが本音。権利の関係上難しいのは分かりますが…。

生粋のスター・ウォーズファンのみならず、映画に対する愛情に溢れた本作は全ての映画ファンを魅了する。映画という娯楽の本質的な魅力をとことん詰め込んだ逸品。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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