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恋するポルノ・グラフィティ

恋するポルノ・グラフィティ

ZACK AND MIRI MAKE A PORNO

101

4.0

ネタバレ下ネタ満載の良作コメディ

76点 幼なじみのザックとミリは一つ屋根の下に暮らしてはいるが恋人同士ではないあくまで友だち関係。 二人ともフリーターでつねに金欠状態なのにミリは新型バイブ(もちろんオナニー用)を買い、ザックもフレッシュライトとゆう懐中電灯型オナホールを買ってしまい、二人の家計は破綻する。 電気代も水道代も払えなくなった二人が思いついたお金稼ぎがポルノを撮ることだった。 学歴もなく運もなくとも、ち〇ことま〇こが揃えば誰でもポルノを撮れる!舞台はバイト先でもかまわない! こんなやんちゃな設定が好き。 さらに映画を撮るために資金を集めたりスタッフや演者を集めるパートも楽しい。みんな変態ばっかりで。 ミリは色気のないでかいパンツをはいてるところをガキ二人にケータイで盗撮され、しかもその動画をネット上に投稿される。 ミリの知らないうちに彼女は「ばばパン」の名前で一躍、時の人に。 はからずも、ポルノの世界では大きな武器となる「あの有名人が出演!」をザックとミリは手にいれていた。 ポルノを撮るならやっぱりパロディーとゆうことで、「スターウォーズ」を下敷きにポルノを撮ることに。 このパロディーのレベルの低さが笑える。 「ダースベイダー」がバイブレーターを持って「ダースバイブレーター」。ホントにくだらない。 スターウォーズファンなら怒るか爆笑するかのどっちかだろう。 そっからまあ色々トラブルが起こったり、ザックとミリの感情が友情と愛情の間をゆれ動いたり……。 ついにバイト先のカフェを舞台に「俺のコックチーノを飲め!」の撮影スタート。 カフェを舞台にしてるからポルノは「エロス」に「コーヒー」をかけあわせていく。 コーヒー豆が詰まった袋の上で男女がセックスする、男優はセックス中にカプチーノを飲む、女優はばらばらとコーヒー豆を顔に落とされる。 このコーヒーをからめた工夫の無意味さ。 エロスに一役買うどころかむしろ完全にエロスを妨害していて笑えた。世界中に「コーヒー好き」はいてもさすがに「コーヒーフェチ」なんていないだろう。 しかもポルノの素人ばかりで撮ってるから、映画の完成度はひどいことに……。 裸はあるのにエロスの破綻したぐだぐだ感はエドウッドを想わせ、笑わせてくれる。 あと一歩でとても面白いことになりそうだったのはザックとミリのポルノ上のセックスシーン。 エンタメセックスとリアルセックスの違い。 未消化感はあるものの、そこに照準を合わせているのは興味深かった。 最後はラブコメらしくザックとミリは気持ちよく一つに結ばれる。「さあセックスしようぜ!」の一言をのこして。 面白いのはこのラストシーンに突如乱入した裸のオナニストがザックに伝えるオナニーの秘技『ダッチラダー』。 思いかえしてみるとザックとミリはそれぞれオナニー用品を買ったことからポルノを撮るはめとなり、結果二人のセックスに繋がってる。 そして、この『ダッチラダー』が観念的にオナニーとセックスを繋ぐ懸け橋になってる。 セックスだろうが恋愛だろうが結局自分を気持ちよくさせるためのオナニーなんだから、どうせオナニーするなら二人でしようぜ!と。 話はそれるが、セックスしない国民ランキング二位に大差をつけぶっちぎり第一位の日本人。(イギリスのコンドーム企業調べ) いっそのことあまり使われてない図書館なんかは改築して、国営の出会い系「ダッチラダーハウス」をつくればいい。 オナニスト同士が『ダッチラダー』とゆう2人プレイのオナニーを介して結ばれれば、少子化問題はあっとゆう間に解消するだろう。 と、半分本気でそう思った。

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