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サバイバル・オブ・ザ・デッド
2010年6月12日公開

サバイバル・オブ・ザ・デッド

SURVIVAL OF THE DEAD

R18+902010年6月12日公開

jph********

4.0

サバイバルってそういう意味か・・・

ひじょ~に評価のしづらい作品だった。 面白いかといわれれば、それ程でもなく。 つまらないかといわれれば、そんな事もない。 僕がロメロ作品に求める要素「空間・間・箱庭感覚(持論で申し訳ない)」は、今回ある程度は感じる事ができた。 特に「箱庭感覚」に関しては申し分なかった。 この「箱庭感覚(度々 持論でスイマセン)」というのは簡単に言えば、限定空間で世界の全てを表現する事。 例えば、「ナイト・オブ~」では家とその周辺が、「ドーン・オブ~」ではショッピングモールが、「デイ・オブ~」では地下基地が、まるで世界の全てであるかの様な閉塞感。 「ランド・オブ~」にその感じが希薄なのは、世界に広がりを感じさせてしまったから(ロメロ作品にしては大作だから仕方ないかも)。 「ダイアリー・オブ~」に至っては、テーマがネット社会なので全く論外。 今回、「島」という「箱庭感覚」が、テーマである「戦争」を語るのに有効に機能している。 争いの理由など最早どうでもよくなり、争う為に争う人々を、間の抜けた銃撃戦と、滑稽で拍子抜けするやり取りでみせる(父親がまだゾンビ化していない娘を撃ち殺し、放つくだらない理屈)。 今回、ゾンビが脇に追いやられた様で非常に残念だったが、それとは別の理由で全体的に何か物足りなかった。 前作は、あまり好きな作品ではなかったが、新しい事に挑戦しようという意欲は感じた。 だが今作には、意欲というか何というか元気がない(ゾンビ映画で元気というのも変な話だが)。 この元気のなさが気になって本編鑑賞後すぐに、メイキングを鑑賞した。 何となく理解できた。 この作品から感じた違和感や、タイトル「サバイバル・オブ・ザ・デッド」の本当の意味が。 「サバイバル」ってそういう事だったのね。 ロメロ監督に同情して☆1個おまけ。

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