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エクスペンダブルズ (2010)

THE EXPENDABLES

監督
シルヴェスター・スタローン
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  • みたログ 4,654

3.56 / 評価:2217件

命をかける価値を何に求めるのか

  • raz******** さん
  • 2018年10月5日 20時55分
  • 閲覧数 873
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

50%くらい脳筋映画w

後半はドンパチしかないけど、前半にテーマを仕込んでる。

冒頭シーンでの仲間割れがそれ。
金カネうるさいアジア系のヤン(ジェット・リー)と、
本能の赴くまま敵を吊るそうとするガンナー(ドルフ・ラングレン)の対比。


何のためにこんなヤバイ仕事しているのかっていうのが、おそらく中心テーマ。
金のためか、それとも、殺しが楽しいからか。まあ、どっちもダメで、
この映画の結論は、虐げられている誰かのために戦うというもの。

やっぱり、金のためより、誰かのために命をかけた方が気分がいい。
そういう意味で本能がそれを求めているともいえる。だから、ラストシーンで
ガンナーが再びチームに復帰したのだろう。

タイトルはエクスペンダブルズで訳すと「消耗品」を意味するそうだ。
金のために命をかけるというのは如何にも消耗品。



主人公のチームと似たような葛藤を持っていたのが、
ヴィレーナ島のガルザ将軍。金か娘かで葛藤する。
ただ、彼の思考はあんまりよく分からなかった。高尚な心を持っているように見える彼が、なぜ汚い金でも欲したのかその辺の事情は語られなかったと思う。
最終的には主人公たちに皆殺しにされちゃうわけで、あえてそうしたのかも。



冷静に見ると、現地軍の面々はちょっと可哀想。
問題の元凶は元CIAのエージェントで、そいつにそそのかされて悪いことをした結果、正義の味方がアメリカからやってきて全滅しちゃう。
割とマッチポンプ。たぶんこの映画は意図してそうしている。
アメリカが火をつけ、その消火と称して正義を掲げて虐殺する。歴史の縮図。

監督はランボーに主演したシルヴェスター・スタローン。そういう意味でドンパチ映画に何かしら教訓を潜ませるのはお手の物とも思える。

前半ちょい役で出てきたトレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)が500万ドルの依頼をすんなり蹴ったのは、大統領を目指す政治家であるが故、裏事情をすべて知っており、自らの手を汚さないためだったのかもと邪推してしまう。裏の世界の出来事はすべて大統領の知らないところで起こっているという体裁を保とうとするところはなかなか面白い。

へたに裏事情を知ってしまうと却って正義を行えなくなる。
その辺のジレンマはなかなか現実味があると思った。

詳細評価

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