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小さな命が呼ぶとき (2010)

EXTRAORDINARY MEASURES

監督
トム・ヴォーン
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3.82 / 評価:216件

愛に満ち溢れた親バカは命を救う

  • マーティ16世 さん
  • 2013年12月1日 13時19分
  • 閲覧数 857
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

自分の子供たちが難病にかかってしまった。医者はもう治らないという。
普通の親御さんならこのときどうするでしょうか。
残された時間をできるだけ一緒に過ごすとか…

しかし、このお父さんは違いました。
医者に宣告されてすぐ会社のプレゼンを抜け出し、その分野の大学教授の元へ。
そしてすぐさま財団を立ち上げ、子供たちを救うために治療薬開発に努めます。

しかも、これが実話だというからすごい。
実話を基にした映画って現実で起きたんだからリアリティはあるんですが、どこまで脚色されてるのかわからない分あまり実感がわかないものも多いですよね。
しかし、これはビジネスも絡んでくるお話なので現実がぐわぁーっと迫ってくるみたい。

世間では彼のことを親バカと呼ぶんでしょうか?
しかし、これが親バカというならとても素晴らしいことですよね。
こんな夢物語のような話を実現するにはたくさんの障害がもちろんあるわけです。
資金が足りない。製薬の許可が下りない。そんな中タイムリミットは迫ってくる…
それでも父は諦めず、名誉やプライドなんてものも捨て去り、地を這ってでも子供たちを救おうとする。
彼をとりまく人たちも彼に力を貸し、無謀にも見えた夢物語を現実のものに変えていく。
妹、弟を救うためにわずかでも自分が力になろうとするお兄ちゃんの姿は思わずジーンときました。

父親を演じたブレンダン・フレイザーはすっかり丸くなって、良いお父さんっぷりが滲み出ていました。時には苦渋の決断もさせられますが子供たちの前では弱音を吐かない。ただ愛に突き動かされ前に進んでいきます。

ストーンヒル教授を演じたハリソン・フォード。
頑固者の大学教授です。自分の名誉を汚されたと文句をまき散らしたりもしますが、子供を救いたいのは同じ。「理論だけでは命は救えない。」そんな風に説得されたときのハリソンの表情は彼にしかできないかもしれません。

金でも名誉でもなく、ただ愛に突き動かされた父親。
その夢をかなえるため全力を尽くす大学教授。
彼らをサポートする周囲の人々。
そして何よりも難病と闘う子供たち。

こんなことが現実に起こったのならまだ世界は捨てたもんじゃないな。
最後の病室のシーン。あの笑顔を見るためにすべてをなげうった。
どうぞそんなお父さんの生き様をとくと目に焼き付けてあげて下さい

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 勇敢
  • かっこいい
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