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小さな命が呼ぶとき (2010)

EXTRAORDINARY MEASURES

監督
トム・ヴォーン
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3.82 / 評価:221件

カタブツ科学者ハリソンフォードの名演

  • pmq***** さん
  • 2015年5月4日 17時25分
  • 閲覧数 928
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ポンペ病という難病を持つ子供の父親と生化学者が挑む創薬ストーリー。
家族に難病の子供がいるということがいかに大変なことか、想像するのはそう簡単なことではありません。我が子を失ってしまうかもしれないという恐怖と夫婦が協力していくシーンなどが描かれています。
 ハリソンフォードは特に好きな俳優の一人ですが、今回はカタブツな化学者役。利益のためという企業と知的欲求を求める科学者の対立シーンは、科学者ならではの象徴的な描写でした。たしかに、世の中の人々のためになる研究こそが一番だという見方もあるかもしれません。しかし、私は大学の研究はそれがすべてではないと思っています。
 人は生まれながらにして、何かを追究したいという欲求を備えています。その欲求を貪欲に、追究していくのが大学研究だと思います。ある命題に立ち向かうという経験は、大学でしかできない体験でもあると思います。いわば、人間らしく生きるフィールドが大学にはあるような気がしています。企業と大学は本質的には、交わることが難しい集合体であるように思えます。
 この映画は、病気を持つ家族愛、そして科学者の倫理に対して、メッセージ性をもつ映画だったと思います。ノンフィクションということもあり、ヒューマンものとして観るには十分な見応えでもありました。恋愛要素は全くないので、恋愛も期待する人には向かないでしょう。

詳細評価

物語
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音楽

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