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NECK ネック
2010年8月21日公開

NECK ネック

962010年8月21日公開

spr********

3.0

感想、評価は観方によりけりだろうな~。

本作のジャンルとしては、ホラーコメディーとなるのだろうが、人形を使った所などは結構怖くも見えるが、お化けの側が、怖がる人間を見て楽しんでいるかのような描写もあり、対応する人間の反応は全体的にはコメディー的。 こういう部分は、ド派手な地しぶきなどの直接の映像の怖さでは無く、水や人形の動きなどで、怖い部分を見る側に想像させて怖がらせる、ジャパニーズホラーの手法だ。 一部CG演出は、ハリウッド洋画レベルで言うとB級的以下なのも気にかかるが・・・。 本作の象徴の「ネックマシーン」の機能を踏まえてなのか、このあたりの演出は興味深い。 ストーリー自体は、子供時代の時期のホラー体験を踏まえて、そのまま大学院生になった奮闘ぶりをコメディー的に描くので、観方によっては、戸惑うか、あるいは2度美味しいかも? ただし、出演者の演技力で、キャラは非常に立ってるが、少女期の前フリの入れ込み方が少々長いのと、全体のホラー、コメディーパートの構成、バランスがイマイチ(前半ホラー過ぎ、後半コメディー過ぎ?)の印象で、まあそれなりに良く出来てるという印象になるのは惜しい。 このあたりのバランス感覚が、どう振り切るかも含め、かなり難しいんだろうけど。 私的には、映画「告白」と同様、深読みすれば一番怖いのは生きた人間、その次がその想像力と言う結論になるが・・・、あれ、お化けの出る余地が無くなる?(笑) ただし、本作の感想は、ただ怖かったと言う人、笑えたと言う人もありだろうし、人それぞれか。怖い所は、確かに正統派の演出だし。 また、最近またまた目立つ手法だが、本作も、エンドロール最後まで、お見逃し無く。 なお、恐らく霊感が非常に強いが、すっとぼけた設定の主役の相武さん、理由は劇中で明らかになるが、なぜか極度のヘタレ役の平岡さん、恋愛面の設定でも不幸にも空気的設定のような溝端さん、どうにもこうにも美しすぎる編集者の栗山さん、ハマリ役で、こういう部分をファンの方が軽い気分で見るなら、劇場でも損は無いかな。 補足:縁があって、川崎での舞台挨拶にて鑑賞。 皆さん数回の挨拶をこなした後で、小規模劇場なので、良い具合に力が抜けてた気がする。 相武さんも観客の感想を詳しく知りたがっていたり、撮影で使った人形のちょっと怖い裏話や、苦労話(特にお疲れの監督さんの)もしてたりであっという間でした。

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