4.0点
ネタバレ怖かったけど可愛かったよ。
こわおもしろかった。 ホラーなんだけど、コメディでもあるので、ただただ怖いだけの映画じゃなくて良かった。 まぁ、それを見越して見に行ったんだけど。 怖がりなのにホラーとか見に行っちゃうあたり、 主人公の杉奈やホラー作家になった崇史と一緒だよね。 見ると怖いくせに、見たがり、みたいな。 開始早々、タイトルが出るまでの間が既に怖くて、 (こんなんで怖いとか言ってたら普通のホラー映画なんてまともに見られないんだけど) しまった、会社帰りにひとりで見に来るなんて無謀なことしてしまった、と思ったんだけど、 始まってからは、怖いけど、なんか可愛くてずっと笑顔で見ていた。 お客さん10人いないくらいだし、クーラーの冷たい風が吹いてくるし、 これ私最後まで耐えられるかなと何回か思ったけど。 なんかたぶん、誰かと見に行ってたら、この程度かくらいで気楽に見られそうなんだけど、 ひとりでいて周りに誰もいないと、そんなに怖くなさそうなのに怖いんだよね・・・。 怖いと言いながら、なんか可愛くてずっと笑顔で見ていた、というのは、 なんだろう、いわゆる幽霊系って感じじゃなくて(ゆかりちゃんはそれっぽいけど)、 なんかファンタジーな世界なんだよね。 人形や甲冑が動き回るのが、ちょっと間抜けっぽいし、変なCGでビーム出てるし。 「ネック」もちゃんとキーになってるしね。 人形に襲われて、首まで地面に埋まったところで出てきた「冥王星O」とか アホらしくて好きだわ。 ちょっとその後はめちゃくちゃだったけど、 最後のゴム手袋の手が布団から出てくるところとか面白い。 見てると単純だけど、よく考えると結構いろいろ繋がってる感じだね。 それと、キャストも結構好感が持てた。 4人がそれぞれ、いいキャラクターで良かったと思う。 特に相武紗季さん、良かったなぁ。 相武さんって、映画のイメージがあんまりなくて (「ゴールデンスランバー」でちょっと見たくらい) ドラマもずいぶん前に「Happy!」を見たくらいで、演技下手だなぁっていう印象だったので、 今回見直したというか、すごく可愛くて良かった。 ということで、ちょっと怖かったんだけど、可愛くて面白かったし、 帰り道に暗闇や物陰を怖がることもなく、無事に帰れたので良かった。