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食べて、祈って、恋をして (2010)

EAT PRAY LOVE

監督
ライアン・マーフィー
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2.74 / 評価:1089件

消化不良

  • zxc******** さん
  • 2021年4月17日 16時06分
  • 閲覧数 277
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

観終わった後の消化不良感がすごい。
心に何も残らなさがすごい。

主人公はイタリア、インド、インドネシアを旅して、様々な人と出会い、生きるヒントとなる名言を授かります。
こう書くと「おお、それは良さそうな映画だね!」と思いますよね。
でも、それが全く響いてこないのだ。
中2病の女性が自分探しの旅に出て、とりあえず自己満足したらしい過程をただ傍観させられる2時間。これほど主人公に共感できない映画も珍しい。
せめて主人公が、親近感を感じられる配役だったら違ったかもしれない。
スターオーラが全身から漂うプリティウーマンことジュリアロバーツが、そもそもいったい何に不満なのかがわからない。
主人公が「ライター」という職業なのも安直な設定で笑える。
それでこんなに稼げているというのもすでに御伽噺だろう。

イタリアに行って食べたら太った。
インドに行って瞑想してみた。
インドネシアに行って良い男を見つけた。で、何だ?

主人公の成長も、変化も、何も感じられず、観客は置いてきぼり。
時々スピリチュアルな名言が出てくるのが、逆に私たち観客を困らせてしまう。
その言葉がストンと腑に落ちるためには、主人公の成長や変化を観ながら、共感し、感動することが必要だからだ。
いったい何が不満なのかわからない女性が、泣いたり、拗ねたり、わめいたりする様を傍観させられながら、「世の中を見るとき頭だけではなく心の目で見なくてはね」と、急に意味深なことを言われても、逆に考え込んでしまう。
そう、考えるのではなく感じたいのは、こっちなんだよ!

イタリア料理は美味そうだし、インドは癒しに満ちているし、インドネシアはエキゾチックだ。だから自由気ままに生きる主人公は、まあ、羨ましいとは思う。
女性はこれを観たら、ちょっと旅したい気分になったりするかもしれない。あるいはお部屋をバリ風にしたくなったりするかもしれない。
映画を観てファッションやインテリアを真似したくなったり、ロケ地を旅したくなったりするのは映画鑑賞の楽しみの一つだから、それはそれで良いだろうが、
共感できないというのは、かなり残念だ。

もしも、傷ついた女性、生活に疲れた女性が、心を癒し、自分を見つめ直す、そんな物語が観たい時は、以下の作品をお勧めしたいです。

『未来よ こんにちは』
『旅する女 シャーリーバレンタイン』
『わたしに会うまでの1600キロ』

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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