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プリズン211 (2009)

CELDA 211/CELL 211

監督
ダニエル・モンソン
  • みたいムービー 22
  • みたログ 95

3.75 / 評価:51件

皆勘違いしすぎ。この作品は素晴らしい

  • sir***** さん
  • 2016年2月18日 18時37分
  • 閲覧数 1469
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

他のレビュー者は、プリズンブレイクなどというドラマと重ね合わせてしまうみたいだが、この映画は主人公が見事脱出するなどといったアメリカ的思想で日本人が好みそうなハッピーエンドではなく、看守を志していたものでさえも家族を殺されると変わってしまう事や、暴動の中で囚人のボスと分かち合った事など国や家族を殺した者に対する暴動での共感を示している訳である。ハッピーエンドだと思って見てみたら違ったとかいう理由で批判するのはこの作品を侮辱している。この作品は逆にバッドエンドを描く事で視聴者にまた違った視点から見てもらえるというハッピーエンドものとは違う良さがあるのだ。
またこの作品では主人公は看守ではあるが、むしろ本当に描きたかったのは囚人のボスではないかと私は思う。囚人のボスの右腕などはもとは「だだの囚人」であり付き合いは囚人同士しかなかった訳である。周りから見れば完全に信用しあっていると思われるが、結末でも分かるが実は相手の事よりも結局は自分が大事なのだ。だが、囚人のボスは立場的には逆のはずの看守さえも家族を殺されれば心情が変わってしまうという事に気付き、そこから、自分の敵と共に心の底から戦ってくれる本当の「仲間」「友情」という物を知った。この事は政府からの提案を囚人のボスが断った事から分かる。つまりこの作品は囚人のボスが本当の友情という物を看守と感じた作り上げていったそこの素晴らしさを表現している訳である。そして囚人のボスの友情では「囚人同士だけど裏切った右腕」と「看守だが同じ志を持てる友」、と対比されている。ここがこの作品の素晴らしさなのだ。
ヒーローものではなくこう言った作品、つまり「人間」の心情の変化を描いているものを見たいもの人間の心情の変化とはどのような物があるのか知りたい人にこそ見てもらいたい作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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