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最後の忠臣蔵 (2010)

監督
杉田成道
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4.10 / 評価:897件

グイグイくる曾根崎心中

日本人なら皆が知ってる忠臣蔵。
ドラマや映画で度々目にしてきました。

本作は忠臣蔵の延長線上を描いた作品。
元ネタの良さをとくと知るほど、
深みがあるように感じるわけです。

おおまかな話の筋は、
大石内蔵助に女の隠し子がいて、
事件後は世間から逃れるように暮らし、
やがて年頃になって嫁いでいく。
そんな感じです。

そこに忠臣蔵的な美学が盛られていて、
役者陣の素晴らしい演技の甲斐もあり、
良作へと昇華しているように思います。

そして作中にグイグイ割り込んでくる
曾根崎心中の個性の強さ。
少しアクが強いなあと感じましたが、
映画全体のバランスは良いです。

満点評価も考えましたが、

満足できなかったのが孫左の最後。
あれは はっきり言って無駄死にです。

赤穂浪士は浅野への仇討ちを果たし、
間接的に幕府への抗議を果たしました。
そして世論を味方につけた上で切腹。
死に様すら意味がありました。

孫左は何のために命を捨てるのか。
大石良雄への忠義?
恋慕の情への罪悪感?
生きる目的を失った?

終盤に向けて予感はありましたが、
死ぬには理由がしっくりきません。
命を落とせば美しいと思っているのかな。

あの不器用なラストだけが残念なので
総合評価では星4つとさせていただきます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
  • 切ない
  • かっこいい
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