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逆襲!スケ番☆ハンターズ ~地獄の決闘~ (2010)

監督
奥田真一
  • みたいムービー 3
  • みたログ 17

2.31 / 評価:13件

日本一かっこいい女優、亜紗美嬢

  • ryo***** さん
  • 2010年5月24日 18時55分
  • 閲覧数 478
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

初日舞台挨拶付きを鑑賞。タイトルだけで勘のいい人は気が付くと思うけど、この作品には「やくざハンター」という前編となる作品が存在しており、本作はその数年後を舞台にした正統な続編として造られている。ただ本編上映前にその「やくざハンター」のダイジェスト版が上映されるので、繋がりは把握できるだろう。安心して欲しい。

基本は復讐劇で、作風はマカロニウエスタンや香港映画をモチーフとしているが、何でもアリのごった煮な作品となっている。監督が好きであろう要素をとにかく詰め込んだという印象が強く、「観客に楽しんで欲しい」とか「かっこよく魅せたい」といった、造り手による純粋な願いと志を感じさせてくれる。

ただその想いが作品として昇華できたかは微妙で、全体的にはチグハグさが目立っていた。ハッとするような素晴らしいショットや、手を叩いて笑ってしまう弾けた描写もあるのだが、その素晴らしさが個々に留まってしまい、作品の質を底上げする力までは発揮しないのだ。

これはおそらく監督の好きなモノに対する真摯な気持ち、生真面目さが招いているんじゃないかと勝手に想像する。この作品ハチャメチャな描写はあるものの、実際復讐劇としては至極まともで、変な言い方だが起承転結にのっとっていて話にも別段無理は無い。昭和の人情劇風なのは置いとくとしても、人物描写も抜かりなく描かれている。

要は個々の弾けっぷりと物語の真面目さがいまひとつ噛み合ってないように見えるのだ。まだ作家性が確立されていないであろう演出家において、作家性を発揮し作品の統一性を図ってくれって事を期待するのは実はとてもハードルが高いんだけど、同系統の監督作品をよく観る自分はどうやら知らず知らずの内にそれを期待してしまったようだ。

と、作品に違和感はあるものの、主演の亜紗美嬢は最高のキャスティングだった。これが褒め言葉になるかは判らないが、彼女は今日本で一番かっこいい女優さん(かっこいいの定義は色々あるが)であり、この作品で主役を張れるのは彼女以外あり得ない。男でさえ(男だからこそ)惚れ惚れするかっこよさを披露している。

特にアクションは総じてレベルが高く見応えがある。それに長いワンカットでの立ち回りをここまでこなせる女優はそういないだろう(これは素直にビックリした)。それはその後の三輪ひとみとのカット割りを多用した一騎打ちのシーンを見ても明らか(三輪が亜紗美の身体能力に付いていけない)だ。・・・真相は知りませんよ?

初日舞台挨拶を観たかったという、好きが高じての鑑賞だった訳だが★は3つにさせて貰った。ただこういった作品を無くしたくないという気持ちは強いので、これからも応援はしていきたいし、来週29日から公開する「総括殴り込み作戦」も時間が許せば是非初日に観に行きたいと思っている。監督が変わるので、どう違いが出るかも楽しみだったり。

意地悪いかな?

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