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逆襲!スケ番☆ハンターズ ~地獄の決闘~ (2010)

監督
奥田真一
  • みたいムービー 3
  • みたログ 17

2.31 / 評価:13件

2本のヤクザハンター映画を見比べると…

  • mas***** さん
  • 2010年6月26日 22時41分
  • 閲覧数 1134
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ヤクザハンター」2部作の残りの1本、どうしようかと思いつつもやはり観てしまった。
それにしても「スケ番ハンターズ」という題名はいかがなもんかな。素直に「ヤクザハンター」にしといた方が良かったのでは?

本編の上映前に、サービスで10分程度の短編作品「ヤクザハンター」が上映された。この10分の短編が注目され、共同で監督をしていた2人に、それぞれ1本づつヤクザハンターの映画を作る機会が与えられ、完成したのが前作の「総括殴り込み作戦」とこの作品と言うことらしい。

と言うわけで、主人公がヤクザハンターの亜紗美、そして小龍会というヤクザとの血みどろの戦いを描くというプロットは同じながら、監督の個性によって全く違ったストーリーとなっているのが面白い。ちなみにこの2作、何の関連もない全く独立した作品である。

今回の作品は、ヤクザにとことん虐げられた主人公が、最後に大爆発し、復讐を遂げるという昭和任侠映画を軸に、マカロニウェスタンのテイストを加味した作品だ。音楽も任侠映画風から突然マカロニウェスタン風に変わったりする。また銃も色々出てきて、銃マニアにとっては興味深いのかも。あいにく銃には興味がないので良く分からなかったが。

また今回は、同じヤクザの小龍会が登場するものの、組長が前作のようなコミカルな演技をするでなく、地上げのために人を平気で惨殺する残酷一辺倒なヤツ。ヤクザ側の美女も今回は、ロクに喋らず演技せず、ひたすら冷酷に人を殺すだけ、その辺りが全く物足りない。そしてこの差は大きく、やはりヤクザの組長とヤクザ側の女の活躍度合いの差によるものか、2本の作品を比べると、面白さでは明らかに前作に軍配が上がると思った。

ただ、今回のヤクザの残酷ぶりには度肝を抜かれる。特に亜紗美を匿っていた地上げに抵抗する母子を、ヤクザが惨殺するシーンは衝撃的、赤ん坊まで無残にも刀で突き殺すかと唖然とした。これほどムチャクチャしてるのに警察が一切出てこないのも不思議。

主人公の亜紗美は、前作を観ているときには気づかなかったが、今回の作品では、自然な笑顔のシーンとかがあって、なかなか可愛いことが分かったのが大きな収穫。この可愛さで、この体当たり演技が出来るのは貴重、アクション女優として今後活躍しそう、要注目である。

この「ヤクザハンター」2部作、いかにも安っぽい作りではあるものの、2人の監督が全く違うテイストでの作品に仕上げており、2作を見比べることで結構楽しめる。どうせ観るなら、できれば2本とも観るのがお勧め。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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