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爆発!スケ番☆ハンターズ ~総括殴り込み作戦~ (2010)

監督
中平一史
  • みたいムービー 2
  • みたログ 14

3.40 / 評価:10件

日本一の肉体派女優、亜紗美嬢

  • ryo***** さん
  • 2010年6月3日 16時02分
  • 閲覧数 678
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

「地獄の決闘」に続き初日舞台挨拶付きを鑑賞。前回より一時間以上早く到着したのに、当日券ギリギリでした。危なかったぁ~。

「地獄の決闘」のときにも書いたけど、この作品には基となる「やくざハンター」というショートムービーがあり、その監督である東亜英健(奥田真一/中平一史の連名)が同作品をベースにひとりずつ作品を撮り上げるというプロジェクトで、奥田監督の「地獄の決闘」に続き、今回は中平監督の「総括殴り込み作戦」が上映された、という訳だ。

「地獄の決闘」ではマカロニウエスタン&香港映画風だったが、今作は70年代の東映やくざモノ、しかも「女~」的世界観が炸裂している。そのこだわり方は尋常ではなく、セットや衣装、音楽を含む雰囲気、役者の演技に至るまで徹底されており、物語そのモノにも昭和を感じさせてくれる。もちろん監督にとって想入れ深い世代であると共に、現在死滅してしまったであろう”かっこいい女”を蘇らすべく創り上げた世界観になっている。

ただ、これは「地獄の決闘」のときにも感じた事だが、好きであるが故に真面目に世界観を構築し、まともな物語を語らせてしまうという、意気込みや宣伝文句、制作の経緯とは裏腹の普通な作品に落ち着いてしまっているのが残念でならない。確かにはっちゃけた部分もあるのだが、これも「地獄の決闘」同様個々による単発で留まってしまう。

特に今回オープニングの亜紗美嬢の登場に度肝を抜かれたので期待したが、その後の物語は一定して平坦、最後に持ち直すまでどうしてもテンションが上がらなかった。本作でも抜群にかっこよく、見事な肉体まで披露してくれる亜紗美嬢や、Sキャラが妙に板に付いてる小嶺麗奈、さすがのコメディアンぶりな佐藤二朗など個々にはいいキャラがいても、せっかくのハンターズ軍団がほぼ活躍しないなどキャラクターを生かしきれないまま物語が収束してしまうのだ。

おそらく”やりたい事”と”やってる事”に隔たりがあるのではないだろうか?かっこいい女たちが暴れ回る何でもありがコンセプトの基造られ作品の筈なのに、70年代の作品をそのまんま蘇らせような作風になってしまったため、オリジナリティある弾けっぷりも遂には噛み合わず、西村喜廣の残虐効果でさえ浮いてるように感じてしまう。・・・俺だけか?

ただこれは自分の期待するモノとの隔たりの大きさが招いた愚痴でもある。それに(これも「地獄の決闘」で書いたが)この手の作品が造られる事は本当に大歓迎なので、今後も更に活躍して欲しいと願う。せっかく亜紗美嬢という素晴らしい存在がいるのだから。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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