ホラーなのに狙いすぎ・・
- gettoughbetough さん
- 2010年10月2日 22時56分
- 閲覧数 521
- 役立ち度 4
- 総合評価
突然、出現する赤い靴。
女性たちは、まるで魅入られたかのように
その靴を手に取り履いてみるのだが、その靴を履いた者には、
次々と残酷な死が訪れる・・。
まあまあパワーを感じさせる韓国ホラー。
そこそこな残酷描写もスパイスが利いてるし、
終盤あたりの地下鉄構内での幽霊の登場シーンなどは、
結構怖い。
ただ、脚本のせいなのか、ホラー映画の割に複雑な内容にし過ぎている
感があって、純粋な恐怖感をそいでしまっているのが勿体ない。
ラストシーンの不可解なネタバレは、観客を??にしてしまうだけ。
「箪笥」のように芸術映画の域まで昇華されていれば良いのだが、
こちらは、全然、ダメダメ。
ホラーとは、まずは「怖い」ことが大前提であって、それをより高める
ような効果的な仕込みはOKだけど、逆効果な要素は、ただただ作品の
足を引っ張るだけ。
ちなみに、重要なアイテムである“赤い靴”なのだが、赤というより
ショッキングピンクで、とてもファッショナブルとは思えないのは、
単なるお国柄の感覚の違いか・・?
詳細評価
イメージワード
- 未登録
このレビューは役に立ちましたか?