2010年8月7日公開

セラフィーヌの庭

SERAPHINE

1262010年8月7日公開
セラフィーヌの庭
4.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(37件)


  • has********

    5.0

    ネタバレ涙なしには見れない 果して幸福だったか

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nir********

    4.0

    ネタバレフランスってすごい。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 柚子

    5.0

    美しい心

    繰り返し見たくなる それも、無性に見たくなる セラフィーヌの純粋な心で絵を描くと、暖かみが宿る 小さな板を白色で塗り、おもむろに、描きはじめる それが、彼女のキャンパスなのだ 絵の具を買うお金は、あまりない 野に咲く草花を、巧みに調合し、絵の具にする 教会から、ちょっとだけ、蝋を失敬 パトロンが付く前のセラフィーヌの方が、幸せそうに見える 美しいものに、とても敏感 それはセラフィーヌの心が美しいから ヨランド・モローが、自然体に演じ、素晴らしい

  • fg9********

    4.0

    彼女の魂がそのままキャンバスに……

     …あらすじは、解説のとおり。  セラフィーヌという女性画家は全く知らなかったが、この作品に登場する画商が最初にピカソを見い出したらしい。  前半部分の、貧困に喘ぎながらも、家政婦を続けながらひたすら絵を描き続ける生き様が健気で切ない。  後半部分の、太っちょの体型にウェディングドレスを纏って、隣近所に家財道具を配りつつ、次第次第に心が蝕まれていく様が何とも痛々しい。  映画の中で彼女の絵が何点か紹介されるが、彼女の魂がそのままキャンバスに塗り込められたかのような作品には、思わず目を瞠ってしまっていた。  なかなかの佳作だった。

  • jac********

    5.0

    セラフィーヌ・ルイという画家の物語

    セラフィーヌ・ルイという画家は日本での知名度はゼロに等しいが、その絵をみればその鮮やかな色彩と躍動性に感動を覚えるだろう。彼女はただの掃除婦として生きて、片手間に絵を描いていた。成功を掴めそうになるも、世界恐慌など時代に恵まれず、徐々に精神を病んでしまった。不遇な天才画家を映画はリアリズム的に描く。女優の演技等、非常に上質でセザール賞7部門制覇もうなずける。ヨーロッパ映画の上質さを感じられる。彼女の絵にインスピレーションを得た者としては、本映画を観て絵に対する理解が深まったと思う。

  • e_s********

    4.0

    広い、広いセラフィーヌの庭

    20世紀初頭のフランス。 軽い知的障がいがあるのか… セラフィーヌという女性が、金持ち宅の掃除や洗濯仕事をしながら暮らしている。 天からのお告げがあった、と、絵を描き始める。 板のキャンバス、動物の血、草花の汁、泥、いろんな物を使って、本能の赴くままに絵をかく。 やがて、一人のパトロンの目に留まる。 お金が入るようになっても、自分の私利私欲の為にお金は使わないが、神のお告げがあったから、と、散財してしまう。 時、世界恐慌なり… 精神に少し異常があったためなのか、本当に天使と会話できたのかは、本人しかわからないけれど、セラフィーヌの心の中には、確実に何かがいたのでしょう… あのような絵は、普通の人には描けないと感じた。 芸術家は、何かしら不思議な力がある。 それを精神の病と呼ぶのかもしれないけれど、それこそ、神様からの贈り物なんだろうな~ 切ないけれど、力強くて素敵な映画。

  • yum********

    4.0

    自然を感じる

    なんとも切ない映画だった 自分を認めてもらった、自分の絵を認めてくれた、ただそれだけでよかったのかもしれない。 貧しくない程度に、絵を描いて暮らせる程度にお金が入ればそれでよかったのかもしれない。 変わり者だけれど助けてくれる人もいた。 だれか生活の面倒を見てくれる人が(金銭的な管理とか社会的なこと)いればああはならなかったのかも。 最後のシーンに至る辺りからは救われる思いだった。 「庭」がひとつのキーだった。 自然が、風景が、美しい映画だった。 女優が素晴らしかった。 セラフィーヌの絵を見てみたくなった。 この映画見てよかった。 ひとつだけ残念だったのは、字幕が白で背景も白・・・読めない・・・

  • mai********

    3.0

    きっと忘れてしまったんですね

    木と語り合うこと。 土に触れること。 鳥のさえずりに耳を傾けること。 セラフィーヌにとってそれが一番大切なことだったのではなかったのか。 そのことで心の調和を知らない内に取っていたんだろうし、その事がきっと描かれる絵にもイイ影響を与えていたんじゃないだろうかと感じます。 そこから離れて… 部屋に閉じこもり… 絵に没頭する。 それは絵を洗練させたかもしれないけれど、返って彼女らしさを奪っていったんじゃないだろうか。 元々微妙な精神状態だったのでは!? その針を振り切らないように心がけていたのでは!? ちょっと茶目っ気があるくらいが“らしさ”があったのでは!? 最後の物悲しさというか淋しさというか… それまでの生き生きとしたセラフィーヌの表情が消えていたのが哀しかったかな。 絵画に魂を奪われてしまったようで… ちょこっと絵画を描いている間は可愛い天使に見えたものが、実は悪魔だった… 彼女の心に映し出されていたマリア様が、途中から形を変えてしまったように感じられました。 主演のヨランド・モローさんの熱演はとても素晴らしかったと思います。 それだけでも見る価値のある作品なのではないでしょうか。

  • fuj********

    4.0

    主演女優に好感

    けっして美しい女性ではありません 太ってて、おばさん でもまなざしからうかがい知るのは清らかさと、美的なマインド この主演女優に心惹かれます 地味な映画 しかし、頻繁にこういった作品に触れたいと思わせる本作です。 悲しみと、理不尽さ でもしっかりと生きていた人だったのね 芸術家の孤独といったものが色濃くえかがれていました 映画とはこうあるべきです

  • hik********

    3.0

    画面が暗くて見えないのが惜しい

    こんな画家がいた、時代があったというのを知るのには良い映画だと思いますが、いくつか画面が暗過ぎてよくわからなかったのが残念です。あまり音楽が無い映画.

  • じゃむとまるこ

    4.0

    画家の本質って本来はこうなんですけどね。

    セラフィーヌの絵、プリミティヴで幻想的、しかしどこか偏執的な狂気を感じさせる。 この映画にに描かれているセラフィーヌも頑なで偏った人物です。 無垢で、美しく、純粋、そんな大人は狂人と紙一重です。 そんな彼女を支えたのは自然を愛し、聖歌を歌い、神を信じ、絵を描くことでした。 世俗を意識しない心のままを絵に描く、描かずにはいられない、これが画家の本質でしょう。 色彩学を学び、デッサンを学びテクニックを身につけたとしても人の心をとらえる絵は描けません。 本来、描きたい、表現したいもの、それが人の心をとらえるほどの意味があるかどうかです、テクニックはそのための手段でしかありません。 上手い絵はたくさんあります、しかし歴史に残っている絵にはそれ以上の何か、があるのです。 セラフィーヌの絵の魅力、これは狂気を孕んだ精神力の訴えてくる心象風景が、私たちの心の中にある同じような部分に感応するからのような気がします。 だから、普遍的な絵画ではない、同じような部分を持っている人はそう多くない。 同じプリミティヴ派でも、アンリ・ルソーなどとは全く違うものなのです。 家政婦として働き、貧しく孤独な暮らしを送っていたセラフィーヌと彼女の才能を見いだし、彼女を一人の人間として画家として認め援助をしてきた、ユダヤ系ドイツ人画商、ヴィルへルム・ウーデ氏との心の交流を描いていますが、時代の波、第一次世界大戦、世界恐慌と、生き辛い時代に呑み込まれ、本来持っていた狂気の部分が大きく彼女を支配していきます、あの時代にしては長命で78歳でなくなるまで、晩年のかなり長きに亘って精神病院で過ごしたようです。 映画では、病院で暮らすセラフィーヌと、もう心は通じなくても、彼女を心にかけるウーデ氏との交流(とは言えないかも知れませんが)が、美しく描かれていて、ラストシーンにはしみじみと心に響くものが有りました。 ウーデ氏はゲイですが、とかく”美”を扱う人はゲイの方が多いです。 これには理由があるわけですが、それはさておき、このところその手の映画を観る機会が続いています、美形の方が多いのでそれも映画を観る楽しみですが・・・。 この映画を語るには不謹慎かもです(笑)

  • ts_********

    5.0

    ネタバレ伝記映画というよりは

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oak********

    3.0

    盛り上がりに欠ける

     アメリカ映画とそれを真似た映画を観すぎているせいか、久しぶりのフランス映画は盛り上がりに欠け、やや退屈であった。作図や色彩の美しさはさすがであるが、今の私には本作のペースを楽しめるだけのゆとりが無い。

  • いやよセブン

    4.0

    絵を描く才能と絵を見る才能

    私は知らなかったが、フランスの実在した女性画家セラフィーヌ・ルイの半生を描く。 セラフィーヌは今で言うアスペルガー症候群みたいな感じで、他人との適度な距離感が苦手で、結果的に人間嫌いだった。 第一次世界大戦前のフランス、セラフィーヌは通いの家政婦の仕事をする傍ら、絵の具を自分で作り絵を描いていた。 引っ越してきたドイツ人の画商ウーデの目に留まり、その才能を認められたが、戦争が始まりウーデは逃亡、セラフィーヌは避難もせず描いていた。 映画で見る限り、彼女の絵は木や果実、木の葉など自然を題材にしているが、その迫力は異様ともいえるものだ。 また、画商が才能ある絵描きを発掘し、その才能を伸ばす役割を果たしていることに感動する。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ本物は痩せているのですけどね

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • やふたろう

    4.0

    素朴、純粋、実直

    「印象派」と謳うと鑑賞客が押しかける日本の美術館事情。「素朴派」と云われても、美術に造詣が深くないと、どのような画家を指すのかあまり知られていない。 「素朴派」…専門的な絵画教育を受けておらず技法は一見稚拙であっても、その素朴さが絵画の本質にとどまっていると思われる一連の画家たちのこと。アンリ・ルソーが素朴派の代表、だそうだ。 このような“日曜画家”はいつの時代も世界各国にあまた存在しえるが、影響力を持った評論家や画商に認められるかが重要で、その切っ掛けは僥倖であることが多い。この作品もルソーを発掘したと云われる画商ヴィルヘルム・ウーデを通し、“家政婦は見た”風のおばちゃん画家セラフィーヌ・ルイの半生を描く。適度なシーン割りで、エピソードを繋いでおりドラマ性には少々欠けるが、おばちゃんの純朴な生き様が清々しく、けれど悲劇的にも綴られている。趣味を“仕事”にしてしまうことの辛さは、多くの場合残酷である。 この公開にあわせて世田谷美術館では所蔵品であるセラフィーヌの作品1点(!)とルソーなど素朴派の作品10点を展示。六本木の某美術館とは大違い、ガラガラの美術館でゆっくり楽しめました。享年74歳、作品は本当に素朴で、印象には残りません(>_<) セラフィーヌ役のヨランド・モロー、これは見事!

  • 301SQD

    4.0

    不思議な絵を描いたおばさん

     信仰心が篤く、家政婦としての貧しい暮らしのなかで部屋に籠り、自作の絵の具を駆使して絵を描いていたセラフィーヌが、画商にその才能を見いだされ、画家として一時的な成功を収めてゆく。しかし、純粋無垢な彼女の精神は時代の流れのなかで徐々に破綻してゆく。  草花や木々と対話する彼女ではあったが、純粋さ故か、物事を深く理解することは出来なかったようで、それは周囲の人から見ればまさに狂気と写ったことだろう。  晩年は絵を描くこともなく、精神病院で過ごす。  偶然が作用しなかったら埋もれたままだったであろう実在の画家(というか絵が好きなおばさん)セラフィーヌと、彼女を見いだした画商ウーデの物語。  純粋無垢といえば聞こえがいいが、要するにわがままで融通が利かないわけで芸術家の精神のありようとしては、それはそれで支援する人間がいれば何とかなるのかもしれない。ただ懐具合も顧みずに浪費をされたら堪ったもんじゃないだろうと思う。作品が世に出て、ある程度評価をされるようになると、大きな部屋に移り、豪華な調度品を揃える。浪費は止まらない。彼女は本当にそのとき幸せだったのだろうか?貧しい時代の絵を描く姿勢のほうが無理がなく、幸せだったように見える。絵が売れて豊かになることを彼女は目指して絵を描いていたわけではないからだ。自然からの声、守護天使が命じて絵を描かせていると言ったそうだが、そのような制作態度だったのだろう。 この映画、そんなセラフィーヌの姿を、ドキュメンタリーをみているように見せてくれる。 端的に言えば、家政婦のおばさんが絵を描いて、最期は精神を病んでという半生を描いた映画だが、芸術性を発見した画商の援助の姿勢や、それを意に介さず好き放題する純粋無垢さなど、画家とパトロンの関係もみられて非常に興味深い映画だった。 画商ウーデは、アンリルソーの絵に最初に価値を見いだし、作品を最初に購入した人の中に属し、ルソーに関する論文を書き出版した人物でもあるようで、作中にもルソーの絵がチラっと出て来る。 ルソーはセラフィーヌと違い、かなり戦略的に自分の画風を確立させていった画家だと何かの本で読んだことがある。純粋無垢とは程遠い画家だ。画業とはそのようなものでもあるだろう。 セラフィーヌの絵には、世に出ようという戦略的態度は感じられない、プリミティブでミクロコスモスを感じるような絵だと思う。 興味がある方はご覧になってみては?    

  • mu_********

    5.0

    繊細で強靭

    人の心は脆く、コントロールするのを忘れてしまうと、どんな方向にも行ってしますと思いました。 彼女の繊細さが弱く痛く感じ、絵画からはそれとは対照的に強靭な精神を感じました。 終焉まで彼女の大好きな木や川や風を感じてほしかったです。 ヨランド・モローが演じていることを忘れるくらい、セラフィーヌを強く感じ、彼女を知ることができ、ヨランドほどの適役は他にいないと思いました。

  • カッチン

    4.0

    絵画は詳しくないけど◎!

     無垢で貧乏で使用人で使われるがままのセラフィーヌ(ヨランド・モロー)・・・。ある日偶然にもドイツ人画商で美術史家のウーデ(ウルリッヒ・トゥクール)の家政婦となる。ウーデは一瞬にしてセラフィーヌの描写に目を奪われ、個展を開こうとする。  世の中理不尽・・・、セラフィーヌは天才芸術家であると同時に普通と比べれば精神の病気にも見える。 何とも哀しくも切ない、そして美しい実際にあったストーリー。。。

  • coc********

    4.0

    はぁぁぁあ・・・せつない

    絵や芸術にまったく知識のない私のイメージする「画家」は他の人達とは違う自分の世界をより強く持っている方。 セラフィーヌもまさに私の想像するTHE!画家!です。 素敵な笑顔のセラフィーヌ、後半は切なくて切なくて・・・>< 彼女の絵を見てみたいと強く感じた映画でした。 あと女優さんがとても素晴らしかったです☆

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